日本橋に新たな店
2025-09-26 12:06:05

分解できる木造ビルと台湾料理店が日本橋茅場町に誕生

日本橋茅場町に誕生した新たな木造ビル



日本橋茅場町で新たに誕生した木造ビル「prewood」は、環境に配慮した「分解できる建築」として注目を集めています。このプロジェクトは平和不動産株式会社とVUILD株式会社の共同事業で、資源循環の観点からも先進的な取り組みを共有しています。特に、分解・移築が可能な技術は、将来的な持続可能性を見据えた設計方法が取り入れられています。具体的には「分解のための設計(DfD)」と「生産のための設計(DfMA)」が採用され、効率的な施工が実現しました。

内装にも配慮がなされており、主要構造材には自然素材が使用されており、間取りやデザインも現代的で美しいものとなっています。国際的な基準であるZEB Readyを達成しており、断熱性能や省エネ性能も優れていることが特長です。このような取り組みは、持続可能な都市開発への新たなモデルケースとして評価されています。

「勺勺」台日フュージョン料理の新名所



また、この木造ビル内には台湾料理を基にした新しい飲食店「勺勺」がオープンする予定です。運営は「餃子世界」などを展開する密友合同会社が手掛け、料理は台湾料理家ウ・ファンユー氏の監修によって提供される予定です。彼は台湾家庭料理を父から学び、日本での料理の経験を活かして、台湾と日本の食材を融合させた新たな料理を展開するのです。

「勺勺」では、訪れることでしか味わえない体験が提供され、台湾料理の多様性や独自性を存分に楽しむことができます。北海道産のラム肉を使用した山椒ラムシウマイや、台湾の伝統料理である魯肉飯など、多彩なメニューが揃う予定です。店名の「勺」には、料理や文化、思い出を“すくい上げる”という意味が込められており、一皿ごとに物語が感じられる空間設計がなされています。

地域の魅力を活かした街づくり



平和不動産株式会社は、街の歴史や文化を尊重しながら、魅力ある店舗の誘致を行い、地域の活性化を図っています。今回の新しい木造ビルと「勺勺」のオープンは、茅場町エリア全体の魅力を向上させ、訪れる人々に多様な目的を提供することが期待されています。加えて、地域住民やテナント企業を巻き込んだ漆喰塗り壁ワークショップも開催され、コミュニティとの交流が生まれる機会が設けられました。

日本橋茅場町におけるこの新たなプロジェクトは、持続可能な都市開発への道を示すものであり、今後の街づくりに大きなインパクトを与え続けていくことでしょう。オープンは2025年10月4日を予定しており、地域住民にはもちろん、多くの観光客にとっても注目のスポットとなることが期待されています。


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会社情報

会社名
平和不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋兜町日証館
電話番号
03-3666-0181

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