帝国不動産、ロボットコールセンター導入で入居者への案内を改善
東京都中央区を本社に置く帝国不動産株式会社は、賃貸管理とリーシング業務を専門とするプロパティマネジメント本部において、入居者への案内品質を向上させる目的でロボットコールセンターを導入しました。この取り組みは、2026年6月から銀座支店にてトライアル運用を開始します。
背景と必要性
近年、賃貸住宅市場では賃料改定や管理件数の増加があり、更新手続きや支払いに関する案内業務がますます増加しています。これにより、入居者は手続きを忘れてしまったり、後回しにしたりしがちです。そこで、帝国不動産は自動音声電話とSMSを通じて、必要な情報をタイムリーに提供するロボットコールセンターを導入することになりました。
この新たなシステムにより、入居者への案内の質が向上し、専任担当者はより個別の相談や確認に注力できる環境を整えます。これが業務効率の改善にもつながると期待されています。
ロボットコールセンターの仕組み
ロボットコールセンターは、更新手続きや支払い案内のリストをアップロードすることで、自動音声による電話案内を行います。もしも電話がつながらなかった場合、SMSが自動で送信され、重要な案内を届けます。また、入居者からの折り返しの電話にも応じ、自動音声で対応し、必要に応じて担当者へ転送する仕組みです。
これにより、案内漏れの防止や随時のフォローが可能となります。
導入による効果
帝国不動産では、このロボットコールセンターの導入により、年間約1,100時間の工数を削減し、推定で約281万円のコスト削減が見込まれています。このことは業務の効率化だけでなく、入居者へのサービス向上にも寄与すると考えています。
現場の声
この取り組みは、内部の現場責任者との話し合いの中から生まれました。東京賃貸管理部の小山次長は、「忙しい中で契約書の返送や支払いについての案内が見落とされる可能性があります。それを自動化することで、担当者はより重要な業務に時間を使うことができるようになります」と述べています。
今後の展開
まずは銀座支店でのトライアルを行い、その運用フローや費用対効果を検証します。今後は、更新関連業務への利用範囲を広げ、全体のシステム展開も視野に入れています。入居者にとって一層分かりやすく、安心できる賃貸管理体制を整えることが目標です。
帝国不動産株式会社について
2026年5月に社名変更を行った帝国不動産は、「美しい暮らし方を住まいから」を企業理念として掲げています。賃貸集合住宅の開発・管理を一貫して手掛け、データ駆動型の経営を通じてオーナーや居住者に最善の価値を提供する企業です。社の今後の展望には、地域の未来を共に創造することを掲げています。
詳しくは、
帝国不動産の公式ウェブサイトをご覧ください。