JTG証券が新たな日本株コース「SAMURAI 25」提供開始、DWM活用の新戦略

JTG証券、新たな日本株運用サービス「SAMURAI 25」を開始

2025年8月1日から、Jトラストグローバル証券株式会社（JTG証券）は、株式会社スマートプラスの投資一任プラットフォーム「Digital Wealth Manager（DWM）」を活用した新サービス「SAMURAI 25」を提供することを発表しました。このサービスは、日本株を対象としたおまかせ運用を行うもので、富裕層顧客の多様な資産運用ニーズに応えることを目的としています。

提供の背景と目的

JTG証券は、証券ビジネスプラットフォーム「BaaS（Brokerage as a Service）」を基盤とし、顧客に対して自社の証券サービスを提供するフィンテック企業です。これまでも米国株を対象とした運用サービス「WEALTH GROWTH」を展開しており、新たに「SAMURAI 25」を追加することで、日本株市場への対応を強化します。富裕層のニーズに応じた選択肢を増やすことで、より質の高い資産運用サービスを実現する狙いがあります。

WEALTH GROWTHの特徴

「WEALTH GROWTH」は、ファイナンシャルテクノロジーの進化を反映したサービスで、透明性高く運用状況を確認できる点が特徴です。顧客は保有株式や売買履歴などをリアルタイムで把握できるため、信頼性の高い運用が期待できます。新しい日本株コース「SAMURAI 25」は、ベンチマークのTOPIXを上回るリターンを目指しており、過去の運用データを基にした厳選銘柄で構成されます。

「SAMURAI 25」について

「SAMURAI 25」は、日本の成長性や収益性に優れた企業約25銘柄を選定し、リスク管理と中長期的なリターンの両立を図る戦略型の運用サービスです。具体的には、各銘柄を「高収益・高成長」「財務健全」「割安・高配当」「好業績」の4つの評価軸で分析し、約25銘柄を選びます。このプロセスにより、市場の動向に応じて機敏な銘柄の入れ替えが可能になります。

運用のフレキシビリティ

運用にあたっては、相場の状況に合わせて戦略を調整します。上昇相場の際は成長性のある企業に焦点を当て、逆に下落局面では安定性が求められる企業へと運用方針を変える機動性が重要です。これにより、常に変動する市場環境に柔軟に対応し続けることが可能となります。

まとめ

今回の「SAMURAI 25」の登場により、JTG証券は日本株市場における新たな投資戦略を顧客に提供します。各種ニーズに応じた資産形成支援に注力するJTG証券は、今後もデジタルプラットフォームを駆使して様々なサービスを展開し続ける意向です。日本株への投資を考えている方々にとって、注目すべき新サービスの登場と言えるでしょう。