SaaS比較サイト『BOXIL』が掲載サービス数4,000件を達成し10周年を迎えました

SaaS比較サイト『BOXIL』が4,000件を達成

2025年11月、法人向けのSaaS（Software as a Service）比較サイト『BOXIL（ボクシル）』が、掲載サービス数が4,000件を突破したことを発表し、同時に10周年を迎えました。運営するのは東京都港区に本社を置くスマートキャンプ株式会社です。この10年間で、BOXILは多くの企業の業務改善や生産性向上に寄与してきました。

BOXILの歩みと成長

2015年4月に営業資料掲載サイトとしてスタートしたBOXILは、同年9月にSaaS比較サイトへと進化しました。このリニューアル以降、BOXILは急速に成長し、2020年には会員数10万人を突破。さらに、2023年11月には会員数が25万人に達しました。また、口コミ数も2025年には累計50,000件を超える見込みです。

特筆すべきは、BOXILがSaaS業界の最新情報を提供するために、2017年から公開している『SaaS業界レポート』です。このレポートは、SaaSの市場規模やビジネスモデル、トレンドを網羅しており、累計ダウンロード数も30,000件を超えています。業界の成長を反映するかのように、カオスマップには掲載サービスが増加し、2025年には1,500サービスを超える予測です。

提供される機能と登録者の特性

BOXILは、機能や料金、導入事例などを比較しやすく整理しており、特に業種や企業規模に応じた情報が充実しています。約半数の会員が部長・課長以上の役職者であり、従業員規模が1,000名以上の企業からの参加も22.8%に達します。これにより、企業がSaaSを導入する際、信頼性の高い情報源として活用されています。

BOXILの10周年に向けた展望

今後もBOXILは、ユーザーが最適なSaaSを選定するための中立的で専門的な情報を提供し続けていきます。特に、最近導入されたAI搭載の機能「チャットでSaaS提案」により、より精度の高いマッチングを実現することが期待されています。

スマートキャンプ株式会社の代表取締役社長である林詩音氏は、「BOXILが10周年を迎え、多くのユーザーとSaaS事業者から支持を受けていることに感謝申し上げます。SaaSの普及と企業のDX推進を引き続きサポートしてまいります」と語っています。