捨てない発酵美:新たなインナービューティ素材の提案
オルト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:青山海太竜樹)は、早稲田大学との共同研究を通じて、鹿児島県産のサツマイモ由来の芋焼酎酒粕を活用した新しい素材を開発しました。これは、従来は廃棄されていた焼酎粕を再利用したアップサイクル素材であり、インナービューティ市場での新たな革命をもたらすものであると期待されています。
アップサイクル素材の特長
この焼酎粕は、製造過程で生成されるもので、私たちはその粕にオートファジー活性の亢進機能があることを発見しました。オートファジーとは、細胞内の老廃物を分解・再利用するシステムで、肌や腸、肝臓の健康維持に寄与します。この新素材には、以下のような効果が期待されています:
- - 肌の健康:美肌のためのターンオーバーを正常化し、抗炎症・抗酸化作用に貢献。
- - 腸内環境の改善:腸管バリア機能を維持し、免疫力を高める。
- - 肝機能の保護:脂肪肝の予防につながる。
さらに、この素材は400種類以上の有効成分を含んでおり、グルコシルセラミドやポリアミン、ビタミン、アミノ酸、ポリフェノールなど、多岐にわたる栄養素が揃っています。これにより、幅広い健康効果が期待できるのです。
環境への配慮
オルト株式会社のこの取り組みは、単なる健康維持だけでなく、環境保護にも寄与しています。廃棄物として扱われていた焼酎粕を利用することにより、焼酎産業における環境負荷を軽減し、SDGsの目標達成にも貢献することが可能となります。これにより、持続可能な社会に向けた新たな価値創出を実現しています。
製品化の未来
今後、オルト株式会社ではこのアップサイクル素材を用いた健康食品の企画開発を進め、サプリメントやチョコレート、グラノーラなどの製品に展開する計画があります。これにより、さらなる顧客の健康促進を図っていく方針です。
初公開は食品開発展2025
本素材の詳細な情報は、2025年10月15日(水)から17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」で初公開されます。会場では、新素材の研究成果や特徴を紹介するほか、試食サンプルも用意される予定です。実際の製品化イメージを体験できる貴重な機会となりますので、ぜひオルトのブースへお立ち寄りください。
出展詳細
- - 日時:2025年10月15日(水)~17日(金)
- - 場所:東京ビッグサイト西4ホール ブース番号4-167
今後の展開にもご期待ください。
会社概要
- - 会社名:オルト株式会社
- - 設立日:1979年9月14日
- - 所在地:東京都港区東新橋2-8-1
- - 事業内容:健康食品・栄養補助食品の企画・開発・製造
- - コーポレートサイト:オルト株式会社