ライブ配信事務所「Colors」がMINMI&三木道三のMV制作でクラウドファンディング大成功

クラウドファンディングの大成功

ライブ配信事務所「Colors」は、MINMIと三木道三による楽曲『花火』のミュージックビデオ（MV）制作のために実施したクラウドファンディングが、目標金額を353%も上回って締めくくりました。具体的には、874,873円の目標に対し、集まった資金は3,088,502円、支援者数は195名となり、その成功に大きな期待が寄せられています。

クラウドファンディングの背景

パンデミックが音楽業界へ及ぼした影響は計り知れません。多くのアーティストが活動の場を失い、苦境に直面していました。そんな中、新たに登場したライブ配信アプリ「Pococha」は、MINMIや三木道三のようなアーティストにとって、新しい表現の場とし注目を集めるようになりました。そして、コラボレーション曲『花火』の制作にあたって、ライブ配信をモチーフとし、リスナーと共に生み出す音楽的な試みが行われました。

制作に込められた想い

楽曲『花火』は、早逝した親友や恩人への感謝の気持ち、そして音楽とライブ配信の新たなムーブメントを創出したいという願いが込められています。その制作過程も「Pococha」を通じてライブ配信され、多くのファンがその様子を見守る中、アーティストたちは感情をさらけ出しながら収録を行いました。ライバーたちが持つ職業の認知度を高めるために、特にライバーを主役として起用する意図もあったそうです。

ライバーとリスナーの絆

クラウドファンディングでは、支持したいライバーを選ぶことで、支援額がそのライバーに還元されるシステムが採用されました。この新しい試みは、多くの支持を集め、予想以上の結果を生むきっかけとなりました。各ライバーは結果的にミュージックビデオに出演する権利を獲得し、これもまたライバーとしての新しい活躍の場となりました。

リリースとさらなる展開

昨年9月には撮影が行われ、年末にはプレミアム試写会が行われました。『花火』のミュージックビデオは2022年1月1日に公開され、両氏からの新年のメッセージと共に、多くの願いが詰まった作品が世に放たれました。映像には20名のライバーが出演し、観る人々に向けた強い思いが描かれています。

目標額達成を祝うキャンペーン

今回クラウドファンディングの目標達成を記念して、特別なキャンペーンも実施されます。三木道三とロブキドニーによる絵本『リディムくんとメロディーちゃん』が、抽選で5名にプレゼントされることとなっており、音楽と共に楽しめる新しい書籍となっています。

Colorsの役割と展望

株式会社Colorsは、ライブ配信者の育成とマネジメントを手掛ける事務所であり、業界での経験を駆使して、多彩な才能を持つアーティストたちの支援を行っています。今後も彼らの活動によって、ライブ配信の文化を広げていくことでしょう。

今回の『花火』は、LIVE配信文化の未来を描く重要な作品として位置づけられています。これからの音楽シーンにおける新たな展開にも注目が集まっており、今後の活動にも期待が寄せられています。