従業員の健康管理を支援する新たな選択肢
2025年7月1日、株式会社みんなの健康管理室が新しい従業員健康管理サービス「カイシャの保健係」を始めます。このサービスは、従業員50人以上の企業向けに設計されたもので、従業員の健康を専門的にサポートすることを目的としています。
専門性を活かす新サービス
近年、企業における健康管理の必要性が高まっています。特にメンタルヘルスに関する問題は多くの企業で課題とされており、専門的なサポートが求められています。これまで、同社は50人未満の小規模事業所を対象にサービスを提供してきましたが、今後は50人以上の事業所でも「カイシャの保健係」を導入することで、保健師の専門性を有効活用できるようになります。
健康管理の新たな課題
法律によって企業は健康管理体制を構築することが求められていますが、実際にはいくつかの問題が存在します。
- - メンタル不調を抱える社員への対応が産業医だけでは不十分である
- - 健康診断後のフォローアップに時間を割けない
- - 健康管理担当者が他の業務との兼務により、健康管理が後回しになりがちである
これらの課題に対処するためには、産業医のサポートを受けつつ、専門の保健師が日常的な健康管理業務を担うことが重要です。
「カイシャの保健係」の特徴
「カイシャの保健係」は、これらの課題に応えるため、以下のような特徴を持っています。
1. 明瞭な料金体系
最大料金に従量課金を組み合わせた明瞭な料金体系が採用されています。これにより、企業はコストの見通しを立てやすく、効率的にサービスを利用することが可能です。
2. さまざまな対応方式
サービスは対面形式でもオンライン形式でも提供されており、企業ごとの実情に応じて選択または併用することができます。
3. 幅広いサポート内容
カイシャの保健係は、メンタル不調者への直接の対応だけでなく、上司や人事担当者からの相談にも対応し、就業判定や休職・復職を巡る産業医面談の支援も行います。これにより、企業全体の健康管理を強力にサポートします。
サービスの実施に向けて
「カイシャの保健係」は2025年7月1日よりスタートを予定しています。サービスの利用料金は月額10万円(税別)からで、利用時間に応じて変動します。申し込みは同社の公式ウェブサイトの問い合わせフォームから行うことができます。
会社概要
「カイシャの保健係」は、企業に新しい健康管理の形を提供し、従業員のメンタルヘルスを支える重要なパートナーになることでしょう。今後の展開に注目です。
今後ますます重要性が増す健康管理において、このサービスが果たす役割は大きく、適切な運用が企業の成長に寄与することが期待されています。