Z世代の料理祭典
2025-12-01 14:15:25

Z世代の感性が生んだ中高生料理の祭典「ジュニア料理選手権」

第13回「ジュニア料理選手権」の熱き戦い



11月30日、料理好きな中高生たちが集う「ジュニア料理選手権」が開催されました。この大会は、株式会社オレンジページと味の素株式会社が共催するもので、今年で13回目を迎えます。これまでにない規模のイベントとなり、今年はなんと18,201組がエントリー。その中から選ばれた12組がファイナルに進出し、個性的で素晴らしい料理を競い合いました。

コンセプトとテーマ



大会のテーマは「笑顔を作る応援ごはん~料理で気持ちを伝えよう~」。現代の若者たちが、料理を通じて誰かに思いを伝え、心を寄せることの大切さを再認識しようという取り組みです。SNSが普及し、コミュニケーションのスタイルが変わる中でも、「手作りする時間」はかけがえのないものです。この思いを胸に、たくさんの中高生たちが参加しました。

輝く受賞作品の数々



審査を経て、各部門のグランプリが決定しました。中学生部門の団体部門では、鹿児島県の「チーム獅子島3Boys」が「獅子奮迅!島のブリ竜田バーガー~潮風と太陽の香り~」で受賞。一方、高校生部門では沖縄県の首里高校クッキング部が「宝励包子(ホーレーパオズ)―宝を築く匠へ―」で栄冠を手にしました。両作品とも、地域の食材や文化を大切にしつつ、応援の意味を込めたものとなっています。

地域応援の大切さ



今年の大会では、応募作品の約60%が地域特産品や伝統食材を活用したものであることがわかりました。中高生たちは「地域に元気を与えたい」という思いを込めながら、自分の暮らす場所を大切にする姿が際立っていました。特に、「地域・地域住民」を応援対象として挙げた参加者が多く、料理の力によって地域が元気になることを願っています。

審査員の評価と反響



特別審査員として、YouTubeでの料理動画が人気のお笑い芸人、ジャンボたかおさんと料理研究家のもあいかすみさんが参加し、各作品に対して的確なコメントを提供。不慣れながらも真剣な姿勢で臨む参加者たちに、思わず笑顔がこぼれました。特に、グランプリに輝いた作品は、いずれも根幹に地域への愛を持った素晴らしいものでした。しっかりとした味のバランスや美しいビジュアルを持ち、審査員たちからも高い評価を得ています。

未来へのメッセージ



今回の「ジュニア料理選手権」は、ただの料理コンテストではなく、若者たちが自分たちの手で未来を作り出す力を信じるきっかけとなりました。参加した中高生たちは、これからも料理を通じて仲間や地域の方々とつながり、笑顔を生む存在であり続けることでしょう。表彰式の最後には、「2026年の秋に復興する首里城をぜひ見に来てください」など、次世代へ向けた力強いメッセージも届けられました。

このイベントは、今後も家庭料理の楽しさや伝統を広め、次世代の料理を担う人々が育つ土壌を作っていくことを目指しています。2026年の秋には、この大会によって育まれた若者たちが、さらなる進化を遂げていることでしょう。料理を通じて、誰かの笑顔を思い描きながら未来へ進む彼らの姿に期待が膨らみます。



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会社情報

会社名
味の素株式会社
住所
東京都中央区京橋一丁目15番1号
電話番号
03-5250-8111

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