monday.comがリリースした新ポートフォリオ管理ソリューション
ニューヨーク・テルアビブを拠点にするmonday.com Ltd.(NASDAQ:MNDY)が8月1日、本社製品であるmonday work management上にエンタープライズ向けのポートフォリオ管理ソリューションを新たに発表しました。このソリューションは企業向けに特化して設計され、ポートフォリオマネージャーや経営幹部がプロジェクト全体の進捗状況を簡単に把握できるようにサポートします。その使いやすいインターフェースは、複雑なレポートを読む必要をなくし、視覚的に情報を整理することを目的としています。
新機能の詳細
このポートフォリオ管理ソリューションでは、高度なポートフォリオと低階層のプロジェクト間のナビゲーションが可能です。これにより、全体のワークフローがシームレスに統合され、mondayのボード上でプロジェクトリクエストを容易に取り込むことができます。プロジェクトの承認後は、monday.comの強力な自動化機能によって、プロジェクト要件を基盤としたテンプレートへ自動的に情報が入力されます。このテンプレートは、現在ベータ版という新しい標準化機能によって一元的に管理されています。
monday.comの最高製品技術責任者ダニエル・レレヤ氏は、「私たちのビジョンは、顧客のビジネスニーズに最適なソリューションを提供すること。新たに発表したポートフォリオ管理機能はその証です」と言及しています。彼によると、monday.comの他社との差別化ポイントは、プロジェクトポートフォリオ管理手法を使いやすくし、誰もが利用できるようにした部分です。これにより、企業顧客はポートフォリオ管理ソリューションを通じて日常業務と高レベルな情報をつなげ、業務効率と効果を向上させることができます。
期待される利点
この新機能は、管理職の業務フローを革新し、以下の主なメリットを提供します:
- - セットアップ不要:難しい設定が不要で、導入からすぐにプロジェクト管理を開始できます。その結果、運用初日から生産性が高まります。
- - ワークフローの効率化:自動化の追加やプロジェクト取り込みのカスタマイズが容易で、プロセスを標準化し、全体のワークフローを統合します。
- - パーソナライズの追求:柔軟でカスタマイズ可能なこのソリューションは、管理職のニーズに応じてフィールドを追加したり、ダッシュボードを接続したりすることができます。
monday.comの副社長でアジア太平洋及び日本地域のゼネラルマネージャー、ディーン・スワン氏は、「このソリューションによって、エンタープライズ顧客はプロジェクト全体の状況を把握し、業務の効率を高め、自信を持って意思決定を行えるようになります」とコメントしています。さらに、「可視性が高まることで迅速に作業を開始でき、チーム間のコラボレーションが最大限に引き出されるのです」とのことです。
結論
monday.comのポートフォリオ管理ソリューションは、同社のマルチプロダクトビジョンにおける大きなステップであり、この新しい機能を活用して顧客は日々の業務をより広い戦略と結びつけ、プロジェクトを拡充し企業の目標を達成することが可能となります。詳細な機能については、
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monday.comが提供するこの革新的なソリューションにより、プロジェクト管理はよりシンプルかつ効率的になるでしょう。さらに、同社はテルアビブ、ニューヨーク、デンバー、シカゴ、ロンドン、ワルシャワ、シドニー、メルボルン、サンパウロ、東京をはじめとした世界中で事業を展開しており、200以上の国や地域にまたがる22万5千以上の顧客に支持されています。