自然とテクノロジーの融合を目指すバイオフィリックスタジオが新たに始動

バイオフィリック・スタジオ「土とデジタル」新サイトリニューアル

自然とテクノロジーが共存する未来を模索するバイオフィリック・スタジオ『土とデジタル』が、コーポレートサイトのリニューアルを発表しました。また、本リニューアルに伴い、独自の表記「土語」を含む50音を開発しました。この新たな表記法は、自然とテクノロジーがどのように融合するのかを探求する試みを反映しています。

自然との新しい関係性を築く

近年、都市部への人口集中が進んでおり、2050年までに世界の約68%が都市に住むとされています。このような環境では、都市生活と自然とのつながりを再評価することが求められています。『土とデジタル』は、自然に対する敬意と地域とのつながりを重視しながら、さまざまな手法を通じて新しい関係性を築くことを目指しています。

創造的な活動の実証

これまでの活動として、長野県上田市の猟師と共同で立ち上げた罠シェアリングコミュニティ「罠ブラザーズ」は、2022年にグッドデザイン賞を受賞しました。また、本田技研工業株式会社とのパートナーシップを通じて、新しい価値を探るフィールドワークを設計し、都市の雑踏を自然を感じさせる音風景に変えるアート作品「Sound＆Scape」を発表しました。

新しい時代のスタジオ

『土とデジタル』が重視するのは、相反する要素を調和させることです。このスタジオは、自然と都市生活、テクノロジーと生態系の交差点に立ち、これらの要素がどのように共存し、互いを豊かにできるかを探求しています。こうした理念のもと、企業や個人と協力しながら、持続可能な未来を築くためのプロジェクトに取り組んでいます。

今後、『土とデジタル』は、さまざまな手法やプロジェクトを通じて、新たな都市と自然の関係の構築に取り組んでいきます。自然と人が共存できる社会を目指し、その道のりを共にする仲間を募集しています。