岡山大学の新たな試み
2025-01-03 14:51:15

岡山大学が「異分野Lab」を開催し科学への関心を喚起

科学の楽しさを感じる「異分野Lab」



国立大学法人岡山大学は、2024年12月17日に津島キャンパスで「異分野Lab」というイベントを開催しました。このイベントは、学生や高校生に科学や研究の楽しさを伝えることを目的としています。岡山大学の起業部が主催するこの催しには、約40名の参加者が集まりました。

研究者たちの発表



イベントでは、学術研究や起業に関わる研究者が自身の活動について発表。小野努教授(環境生命自然科学学域)は、研究の社会実装の重要性を解説し、どのように研究成果を社会に役立てるかを語りました。さらに、関本敦准教授も専門性を磨く重要性と博士課程の意義について発表。このように、参加者は研究者から直接学ぶ貴重な機会を得ました。

また、株式会社LabBaseの加茂倫明社長は、自身が起業するに至った背景と、研究者と企業をつなぐプラットフォームの必要性について熱く語りました。加え、起業部の代表である大西一碧さんは、高校生向けに大学の研究室を紹介するサービス『Acaridge』のビジョンについて発表し、将来の学びの可能性を広げる提案を行いました。

パネルディスカッションでのやり取り



さらに、続くパネルディスカッションでは、研究の社会実装や新たな技術学習の重要性について活発な意見交換が行われました。参加者は、好奇心を持って情報源を利用することや、AI活用の可能性を体感することの重要性に触れ、お互いに刺激を受けました。これに対し、参加者からは「文系でも楽しめる内容で学びが多かった」「未知の世界を知れたことで大学進学が楽しみになった」という感想が寄せられました。

経験豊かな学生からのフィードバック



イベントに参加した学生たちの声は、岡山大学の起業部にとって喜ばしいものでした。大西代表は「このような意見をいただけて嬉しいです。サイエンスに興味を持ってもらえたことは何より」と語り、今後の活動への意欲を示しました。参加者たちの思いや気づきは、今後の科学教育や研究交流の重要性を再確認させるものでした。

岡山大学の今後の取り組み



岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としてさらなる取り組みを進めています。今後も多様なイベントや研究活動を通じて、科学や研究の魅力を発信し続けることでしょう。新しい技術や知識を学ぶことに意欲的な高校生や大学生にとって、こういった機会は非常に意義深いものです。岡山大学からの未来のプログラムに、期待が高まります。

「異分野Lab」は、単なる学びのイベントだけでなく、参加者同士の交流や先駆的なアイデアが生まれる場としても機能しました。岡山大学の取り組みに、ぜひ注目してください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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