神戸六甲山アート祭が再び盛り上がる!
神戸市の美しい六甲山を舞台に、現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」が開催されます。2025年8月23日から11月30日までの期間中、多彩なアート作品が展開される予定です。主催者である六甲山観光株式会社は、アーティストの皆さんからの作品プランを2月1日から4月6日まで公募します。
アート祭の背景とテーマ
「神戸六甲ミーツ・アート」は、2010年からスタートし、これまでに580組以上のアーティストが参加してきました。多くの作品が公募を通じて選ばれ、若手アーティストにとっても貴重な発表の場となっています。今年のテーマは「環境への視座と思考」。
六甲山は、かつて樹木の乱用によって環境が荒廃しましたが、明治時代からの先人たちの努力により再び緑豊かな場所へと戻りました。この歴史を踏まえ、環境とは自然だけでなく、歴史や社会、さらには地球のあり方まで含まれる広い概念として捉えられています。アーティストには、このテーマを元に独自の視点から作品制作に取り組んでもらいたいと考えています。
公募の詳細
公募作品の応募に関する基準は以下の通りです:
1.
募集期間: 2025年2月1日(土)から4月6日(日)まで。
2.
応募基準: 六甲山の自然や歴史、文化を生かした、新しい表現を求めます。特に、ジャンルや手法、素材については自由です。作品は屋外でも展示されるため、耐久性が求められます。
3.
応募資格: 国籍や年齢に関係なく、プロアマ問わず応募可能です。
4.
応募方法: 公式Webサイトから応募要項を確認し、Web応募または郵送での応募が可能。締切は4月6日の23:59まで。
合同下見会と質問会
また、合同下見会が3月15日(土)と16日(日)に開催される予定で、希望者にはキュレーターや事務局スタッフが各会場を案内します。現地参加が難しい方のために、オンライン質問会も3月21日(金)に予定されていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
審査と受賞
応募作品は、書類審査による一次審査が行われ、入選したアーティストには制作補助金として30万円が支給されます。最終的には、グランプリをはじめとした様々な賞が用意されており、受賞作品は8月22日(金)に発表されます。特にグランプリには150万円、準グランプリには50万円、奨励賞には30万円が授与されます。受賞以外にもオーディエンス大賞など、多数の賞が用意されているのも魅力です。
まとめ
アートを通じて環境について考える機会を提供する「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」。アーティストたちが新たな価値観を具現化する場として、また観客にとっても心を豊かにする体験となることでしょう。興味のある方は、ぜひ公募に応募してみてはいかがでしょうか。
公式情報や詳細は、六甲山のポータルサイトおよび公式Webサイトを通じて随時更新されますので、フォローしておくことをお勧めします!