吉本ばななが語る文学の魅力とBKBとの意外な関係とは？

1月12日（日）、BSよしもとで放送される「第一芸人文芸部俺の推し本。」で、著名な作家・吉本ばなながスペシャルゲストとして登場します。この番組は、ピースの又吉直樹がプロデュースするもので、本をテーマにしたブックバラエティです。文学に情熱を注ぐ芸人たちが、自らの“推し本”をプレゼンし、視聴者に本の魅力を伝えます。

番組の開催概要

この特別編では、また吉、ピストジャム、ファビアン（あわよくば）、バイク川崎バイク（BKB）ら豪華なメンバーが集まります。そして、吉本ばなながゲストとして加わり、彼女の著作や文学についても話し合われる予定です。特に注目すべきは、BKBとの意外な交流です。

吉本ばななは、彼女の子供がBKBの単独ライブを面白いと推薦したことから彼らのライブに訪れるようになったと紹介されています。このきっかけが二人を結びつけ、BKBが吉本の著書「電話をしてるふり」の帯を書いたこともある仲です。

文学と芸人の世界の交差

更に、吉本ばななと又吉直樹の文学観の違いや共通点に関するお話も興味深いポイントです。又吉は、彼が初めて読んだ吉本ばななの小説が「キッチン」であり、その作品が彼の文学観に大きな影響を与えたと語ります。また、彼は現代文学に触れたことで新たな文体や表現を学びました。吉本ばななの作品には、シリアスなテーマがありながらも、それを感じさせない柔らかな文体が魅力的だと述べています。

執筆との共鳴

吉本は、自身の執筆スタイルについても触れ、その過程や考え方を披露します。テーマに合った人物を登場させることで、時には思想的な衝突を生むこともあると語り、芸人たちからは驚きの声が上がります。このように、文学とお笑いの接点を探るぶんの中で、非常に興味深いディスカッションが展開されるでしょう。

後編の放送も控えており、こちらではさらに、芸人たちがおすすめする吉本ばななの作品紹介や、視聴者からの質問コーナーも設けられる予定です。

今後のゲストラインナップ

また、1月26日以降の放送では、次々と人気作家がゲストに登場することが決まっています。小原晩さんや伊与原新さん、井上先斗さんなど、各作家の独自の視点や作品についてのトークも楽しめることでしょう。

「第一芸人文芸部俺の推し本。」の魅力は、番組を通じて本の新たな魅力を発見できるところです。今後も続くこの番組から目が離せません。

詳しい情報は、BSよしもと公式サイトやアーカイブページをご覧ください。楽しい文学の旅が待っています！