2025年5月28日、monday.com Ltd.(NASDAQ: MNDY)は、新しいエンタープライズサービス管理プラットフォーム「monday service」の正式リリースを発表しました。これにより、企業全体のサービス業務を革新し、迅速かつ高品質なサポートを実現します。
「monday service」は、AI技術を活用したスマートな自動化を通じて、ITやビジネス、サービスチームの業務を統合し、効率化を図ります。従来の手動プロセスや分断されたシステムから脱却し、企業のエージェントは重要な課題に専念できる環境が整います。すべてのリクエストやインシデント、プロジェクト、ビジネスデータを一元管理することで、部門間の協力を促進し、リソースを増やすことなく業務効率を向上させることが可能です。また、外部のお客様やベンダーと円滑に連携できる点も大きな特長です。
monday.comのプロダクト・テクノロジー最高責任者であるダニエル・レイエラは、「サービスチームが手動プロセスや分断されたシステムに依存している現状に対して、直感的に使えるmonday serviceを導入することで、業務の効率化が図れる」と述べています。このプラットフォームは、企業のワークオペレーティングシステム(Work OS)に自然な形で組み込まれており、ソフトウェア統合の流れを加速し、組織内の各部門に柔軟に対応できるとのことです。
monday.comのVPかつAPJゼネラルマネージャー、ディーン・スワンは、「エンタープライズサービス管理においてAIの需要は高まっており、業務効率の向上、コストの削減、顧客満足度の向上といった現代の期待に応えるためにmonday serviceを開発しました。AIを組み込むことで、意思決定を迅速化し、チーム間の連携を最適化し、カスタマイズされたサービスを提供します」と強調しています。
2024年1月からの提供開始以来、monday serviceは世界中の企業で215,000件以上のチケット解決を支援しており、実際の成果を上げています。monday serviceの主な特徴には、以下の要素が含まれます。
- - AIを活用したチケット解決: 過去のチケット履歴に基づいてナレッジベースを構築し、即時対応を可能にします。これにより、サービスチームはより付加価値の高い業務に集中することができます。
- - チケットの自動分類と振り分け: AIによってチケットの種別や緊急度を自動的に判断し、担当エージェントやチームへ迅速に振り分けることができます。
- - サービスの進捗と問題点の予測: 高度なダッシュボード機能により、サービスチームは運用全体のパフォーマンスを把握し、課題の早期発見を支援します。
- - 連携強化による業務運営のスムーズさ: プロジェクトや組織データを一元化し、部門を超えた効果的なコラボレーションが実現します。
- - リソースを節約: ノーコードで利用できるため、高額な導入費や開発工数をかけることなく、ニーズに応じた柔軟なスケールアップが可能です。
- - カスタマイズ可能なカスタマーポータル: エンドユーザーがセルフサービスでチケットの申請や対応状況の確認を行えるポータルを提供します。
Cape Union Martの最高情報責任者、グラント・デ・ワール=ドゥブラ氏は、「monday serviceの導入により、IT全体のパフォーマンスをリアルタイムで可視化し、データに基づく運用改善が実現しました」と述べています。
monday.comは、業務プロセスを刷新し、効率化と成長を実現するためのソフトウェア企業として、245,000社以上のお客様に支持されています。詳細については、ぜひmonday.comの公式サイトをご覧ください。