#北区 #資金調達 #介護施設 #KURASERU

介護施設マッチングサービス「KURASERU」資金調達を発表

介護施設と入院患者をつなぐマッチングサービス「KURASERU（クラセル）」が、DBJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、500 Startups Japan、さらには個人投資家を含む複数の投資家から総額1.3億円の資金調達を行ったことを発表しました。これにより、KURASERUはさらなるサービスの展開と機能強化を図る計画です。

KURASERUとは？

KURASERUは「誰もが暮らしたい場所で暮らせる世の中に」をビジョンに掲げており、退院後の在宅療養が難しい入院患者のために、適切な介護施設と患者をマッチングするサービスを提供しています。特に、医療ソーシャルワーカーの退院調整にかかる業務負担を軽減することに力を入れています。

アプリの機能

同社は、ネイティブアプリを開発することで医療ソーシャルワーカーがKURASERUマッチングサービスをモバイル端末で利用できるようにしました。この機能により、患者との面談時には場所を選ばずにサービスを使用でき、リアルタイムでの退院調整が可能になりました。その結果、入院日数の適正化が実現します。

また、介護施設側でも個人端末から退院予定者の情報に迅速に反応できるようになり、物理的な距離や時間の制約を軽減しました。これにより、電話でのやり取りによる遅延が解消され、複数の病院へのスピーディな対応が可能になりました。事前の予約なしで介護施設の入所機会を最大限に活かすことができます。

さらなる展開

KURASERUは、βテスト期間中に神戸市北区の病院の協力を得て、病院と介護施設のみならず、異なる病院間での転院や在宅から介護施設への入居時におけるスムーズなマッチングも検証しています。これにより、医療と介護の連携が一貫したサービスプラットフォームとして強化され、医療介護従事者間の情報格差を解消することを目指します。

KURASERUの未来

KURASERUは、医療介護従事者の情報格差をテクノロジーによってシームレスに結びつけ、患者、病院、在宅、介護施設、産業に新たなソリューションを作り出していくことを目指しています。最終的には、「誰もが暮らしたい場所でKURASERU世の中」を実現するための活動を推進していきます。

今後の展開に期待が高まります。基金の受け取り後、KURASERUは介護業界での存在感をさらに増し、より多くの人々が安心して生活できる未来を築くために邁進していくでしょう。

関連リンク

サードペディア百科事典: 北区 資金調達 介護施設 KURASERU

Wiki3: 北区 資金調達 介護施設 KURASERU