Vicarius VRXがInterop Tokyo 2025で準グランプリ受賞
セキュリティ技術が急速に進化する中、株式会社アズジェントが提供する「Vicarius VRX」が、Interop Tokyo 2025で準グランプリを獲得しました。この脆弱性対策ソリューションは、公式パッチが必要ない環境でも脆弱性を管理できる点が高く評価されています。
Interop Tokyoとは?
Interop Tokyoは、インターネットテクノロジーの最大規模のイベントで、1994年から開催されています。毎年、多数の企業が新しい技術や製品を展示し、Best of Show Awardsとして優れた製品に賞が授与されます。審査員は、メディア関係者や学術界の専門家で構成され、ここから選ばれる「今年の一品」は業界内での注目の的となります。
Why Vicarius VRX?
Vicarius VRXの大きな特徴は、ニアリアルタイムでの脆弱性検出能力です。CVSSスコアだけでなく、実際の環境における脆弱性の深刻度や、脅威データベースの情報を活用し、脆弱性を相関分析します。これにより、最も重要な脆弱性から優先的に対応することが可能です。特に,以下の3つの手法で迅速に問題に対処します。
1.
パッチ適用
2.
修正スクリプトの提供
3.
バーチャルパッチ
これらの手法を用いて、公式パッチが提供されていない環境でも、効果的に脆弱性に対処できるのがVicarius VRXの強みです。
審査員の評価
審査員は、Vicarius VRXの多面的な対策が非常に高く評価されました。特に、サポートが終了した「CentOS」のような環境においても安定した脆弱性管理が求められる今日、ユーザーの需要が高まっていることを隅々まで感じ取ったとコメントしています。
自動化による効率化
Vicarius VRXは、ユーザーの許可のもと自動で修正対応を行うことができるため、運用の手間を大きく削減します。また、何らかの理由でパッチ適用が困難な場合でも、修正スクリプトを通じて迅速に対応でき、さらにはバーチャルパッチにより、攻撃からシステムを防御することが可能です。これにより、メモリ領域のアクセス制御が行われ、メモリスクレイピング攻撃に対するガードも強固になります。
アズジェントの先駆的な取り組み
アズジェントは、2018年の開始以来、連続して受賞を続けています。これは同社の技術力の証であり、急速に変わるセキュリティ技術への適応がなされていることを意味しています。今後も、時代に先んじたソリューションの提供へと挑戦し続けるでしょう。
Interop Tokyo 2025の出展情報
アズジェントは、2025年6月11日から13日にかけて幕張メッセで開催されるInterop Tokyoに出展します。ブースNo. 4U16に、お越しいただければ最新のセキュリティソリューションについて直接お話しができるチャンスです。ぜひお立ち寄りください。