株式会社YOKOITOが新たなAMの世界を提案
株式会社YOKOITOが運営する「Yokoito Additive Manufacturing」(YAM)が先日、ウェブサイトを全面的にリニューアルした。この新サイトでは「ものづくりはまだ、AMの力を知らない。」という強いメッセージのもと、Additive Manufacturing(AM)の可能性を広く伝えることを目指している。
新たなコンセプト "AM、使ってみる?"
リニューアルされたサイトのコンセプトは「AM、使ってみる?」となっている。この問いかけは、デジタル技術を取り入れた新しい製造技術にまだ触れていない、またはそのメリットを十分に理解していないすべてのものづくり関係者に向けられている。AMは、単にデジタルデータから物を作り出す新しい製造手法ではなく、個人や小規模なチームでもアイデアを具体化する手助けをする技術なのだ。
YAMでは、AM技術の魅力を一層広げ、製造の現場にその利用を促進することが目標である。「AM、使ってみる?」というコンセプトには、製造現場での新たな選択肢を提供したいという思いが込められている。
物づくりの現場にAMを取り入れるビジョン
YAMが目指すのは、あらゆる製造現場にAM技術という選択肢を提供することだ。これまでAMは一部の特定な用途へ限定されていたが、最近の技術進化により、最終製品の製造にも利用されるようになってきた。これにより、小規模生産や複雑な形状の製品、生産の短納期化、環境負荷の低減といったニーズにも対応できる可能性が開かれる。
YAMは樹脂AM技術の普及を図り、様々な製造業の新しい可能性を引き出そうと努力している。これ常に技術の提供にとどまらず、設計から量産、このプロセス全体に寄り添った伴走型の支援を行っている。
樹脂AMの可能性を追求する使命
YAMは2021年から、樹脂AM技術の普及に注力してきた。AMは量産化や迅速な製品開発、限定商品の効率的な製造など、従来の製造法では実現しにくい問題を解決する有力な手段となる可能性を秘めている。YAMは、これからも複雑なものづくりのプロセスを簡略化し、さまざまな技術を融合させることで、新しい製造の形を提案し続けたいと考えている。
技術普及に向けた強いメッセージ
新しいサイトには、「ものづくりはまだ、AMの力を知らない。」という言葉が掲げられている。このメッセージは、AMの技術がいかに革新をもたらし得るかを示唆するものであり、まだ知らない多くの現場にその力を届けたいという意気込みが感じられる。データが瞬時に共有され、アイデアがすぐに実物として現れる未来は、AMの技術によって実現可能だ。YAMは、この全く新しい製造方法の普及を推進し、様々な業界にその恩恵を届けるために日々努力している。
YOKOITOの企業概要
株式会社YOKOITOは2014年に設立され、DF(Digital Fabrication)技術を通じて「全てのアイディアをカタチにできる社会を目指す」というミッションに取り組んでいる。最初は歯科用および一般向けの3Dプリンター販売から始まり、近年ではAM技術の研究・普及に特化したブランド「YAM」を立ち上げた。現在、様々な業界の顧客を対象にAM技術に関するソリューションを提供し続けている。
新たにリニューアルされたYAMのウェブサイトから、今後のものづくりにおける革命的な変化と、それを実現するための第一歩を感じることができるだろう。詳細は公式サイトで確認しよう。
公式サイトはこちらを訪れてみてはどうだろうか。