認知症支援商品発表
2019-12-27 12:33:53

認知症の人と共に創り出した新商品、発表イベント開催!

新たな挑戦 "認知症×デザイン" の商品開発プロジェクト



近年、認知症を抱える方々がより自立した生活を送れるように、彼らの意見や視点を取り入れた商品開発が重要視されています。そんな背景の中で、認知症の方々と共に開発された初の商品が完成し、社会に新たな希望を提供するイベントが開催されます。

イベントの概要


このイベントでは、認知症を診断された当事者や専門家を招き、「認知症とデザイン」をテーマにしたトークセッションと商品のプロジェクト報告が行われます。特に、認知症の当事者である丹野智文さんは、自身の体験を元に、若年性認知症の現状や生活上の困難を語ります。

招待されたゲスト


  • - 丹野智文:若年性アルツハイマー型認知症を持つ著名なスピーカー。彼の存在は、同じ境遇の人々に勇気を与えます。
  • - 下河原忠通:認知症体験プログラムを運営する企業の代表。社会に認識を広げる活動に力を入れています。
  • - 徳田雄人:イベントのモデレーターであり、認知症に関するメディア制作の経験も持つ専門家。

商品開発の裏側


このプロジェクトは、DFCパートナーズが運営するオンラインストア「dfshop」の店長、清水祥子が立ち上げました。彼女の父親の困難な日常からインスパイアを受け、認知症の当事者が自ら使用できる商品が求められています。
清水は、認知症の人々の知恵やニーズを反映した商品を開発することを目指しました。

参加者とのコラボレーション


プロジェクトには、認知症当事者や学生、デザイナーなどさまざまな人々が参加。自分の意見を反映する過程で、認知症問題への認知度を高め、さらに社会的な理解が広がることを期待しています。このような多様なバックグラウンドを持つ参加者たちの意見をもとに、商品のコンセプトが固まっていきました。本プロジェクトは2018年10月に始まり、さまざまなアイデアミーティングを経て、成果として実を結びました。

開発した商品「niho」のご紹介


2019年12月に出発したブランド「niho」は、認知症の人の自立した生活を支援するための様々な商品を展開しています。特に注目されるのが、財布プロジェクトです。これは、認知症の方自身が使いやすい工夫が施された財布であり、日常生活での小さな困りごとを解決することを目的としています。
単なる商品販売ではなく、精神的なサポートや、自らの意思でモノを選ぶ喜びを提供しています。
また、この財布開発に際しては、試作品に対するフィードバックも集め、クラウドファンディングを通じて資金を調達。このプロジェクトの支持者は100名以上にのぼり、その支援の厚さが実感されるひとときでした。

イベント詳細


イベント名:トークセッション & 財布プロジェクト報告会
開催日:2020年1月10日
場所:アーツ千代田 3331 1F コミュニティースペース
参加費は無料で、誰でも参加可能です。この機会に、認知症の現状に触れ、一緒に考えていく良い時間を過ごしませんか?

お問い合わせ


このイベントに関する詳しい情報や参加申し込みは、DFCパートナーズの公式サイトからも確認できます。未来の認知症支援への一歩を、あなたも一緒に踏み出しましょう。

会社情報

会社名
株式会社DFCパートナーズ
住所
東京都小金井市梶野町1-2-36PO-TO N-01
電話番号
0422-30-9124

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