美味と歴史に溢れる山口市の魅力を探る旅

美味と歴史が交差する山口市の魅力

山口県の山口市は、歴史と美食が融合した魅力的な場所です。最新の情報をお届けする『おとな旅あるき旅』では、三田村邦彦さんと吉川亜樹さんがこの地域を訪れ、地元の美味や名所を堪能しました。今回はそのエッセンスをお届けします。

地元のソールフード「ばりそば」

旅の始まりは、山口市民のソールフードとして親しまれている「ばりそば」。この料理は元祖「春来軒」で味わうことができます。ばりそばは、焼いた麺にたっぷりの野菜が乗ったユニークなスタイルの料理で、やきそばとも皿うどんとも異なる地元のグルメです。サクサクした食感が特徴で、ついリピートしたくなる味わいです。

日本三名塔の一つ「瑠璃光寺五重塔」

続いて訪れたのは国宝でもある「瑠璃光寺五重塔」。この五重塔は、奈良の法隆寺や京都の醍醐寺と並ぶ日本三名塔の一つで、美しい檜皮葺の屋根が自慢です。最近「令和の大改修」が施され、約70年ぶりの葺き替えが行われました。特別に公開されている阿弥陀如来像を拝観し、その歴史的な価値を実感しました。

伝統の酒蔵「山城屋酒造」

次に向かったのは、400年以上の歴史を持つ「山城屋酒造」。ここで作られる地酒は、山口の特徴を反映した逸品です。「鴻城乃誉純米吟醸」や「スギヒメ純米酒」など、様々な種類を飲み比べることができ、地元の酒文化を満喫しました。造り手の情熱が感じられる酒は、どれも素晴らしい味わいでした。

湯田温泉街の人気ジェラート「Gelato & Coffee Pelo」

次は湯田温泉街で見つけた「Gelato & Coffee Pelo」。このお店は毎日手作りの新鮮なジェラートを提供しています。山口市産のカボチャ「くりまさる」を使ったジェラートや、秋川牛乳から作ったジェラートは絶品で、暑い日にもぴったりのスイーツです。日替わりで6種類のジェラートが並ぶので、何度訪れても楽しめます。

歴史的な湯宿「松田屋ホテル」

湯田温泉の象徴とも言える「松田屋ホテル」は、明治維新の志士たちが集った名宿です。この宿泊施設は歴史的な背景を感じさせると同時に、温泉に浸かりながらリラックスできる場所でもあります。内装を大切にした宿泊施設は訪れる価値大です。

新鮮な海の幸を楽しむ「旬彩鈴吉」

最後の夕食は、新鮮な魚介類を堪能できる「旬彩鈴吉」で。ここでは、地元の魚をふんだんに使った刺身や「ハモしゃぶ」を楽しむことができます。漁師さん直送の新鮮な魚介は、ボリューム満点でありながら価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスも抜群です。

この旅を通して、山口市の素晴らしさを再発見できました。「おとな旅あるき旅」は、毎週土曜の夕方6:30から放送されています。美味しいグルメや歴史、風景を楽しむ旅の魅力をもっと知りたい方は、ぜひ視聴してみてください。