新たな物流インフラ「トリイク」で地域課題を解決
株式会社Every WiLLが、埼玉県のイノベーション拠点「渋沢MIX」で開かれた「渋沢MIX Growth Meet ~投資直結!ピッチイベント~ 第1回」で、オーディエンス賞を受賞する快挙を成し遂げました。これは、社会課題に挑む企業が目指す新たな事業モデルとして高く評価された結果です。
受賞の背景
Every WiLLは、地域社会が抱える複数の問題に対し、「トリイク」という無人受取拠点のサービスを展開しています。このプロジェクトは、物流効率化を図るだけでなく、商業施設や公共施設の未利用スペースを活用し、地域の利便性を高めることを目指しています。須藤俊明代表のプレゼンテーションでは、このビジネスモデルが持つ社会的意義と成長可能性が強調され、参加者たちの投票をもとにオーディエンス賞が決定しました。
渋沢MIXとは
渋沢MIXは、地域のスタートアップと企業、投資家が集まり新たな価値を共創するイノベーション拠点です。埼玉県が運営しており、スタートアップの成長支援やオープンイノベーションを促進する場として機能しています。今回の「渋沢MIX Growth Meet」で、シード期のスタートアップが自身の事業をプレゼンテーションし、資金調達や事業提携の機会を生むという形で、活発な交流が行われました。
「トリイク」とは
「トリイク」は、テナント利用が難しい1.5坪程度の未利用スペースに設置できる無人受取拠点です。このサービスは、国土交通省が推進する「多様な受取方法等の普及促進事業」の補助対象事業にもなっており、再配達を削減し、宅配の効率化を図ります。
具体的には、配送ドライバーが荷物をトリイクに集約し、設定した好きな時間に利用者が受け取ることができる仕組みです。これにより、自宅での待機や再配達の手間をなくし、利用者にとっての利便性を向上させています。さらに、荷物を受け取るごとにポイントが付与されるシステムも取り入れられており、利用者は物流効率化に貢献しながら自らのメリットも享受できます。
社会課題に向き合うEvery WiLLの姿勢
須藤代表は、受賞に対して「大変光栄です」と述べ、現代の物流業界が直面している問題についても触れました。特に、EC市場の急成長に伴うドライバー不足とその負担は、埼玉県内でも深刻であると認識されています。Every WiLLは、地域住民の豊かな生活を支えるため、持続可能な物流の実現に向けて努力を続けるとしています。
今後の展望
Every WiLLは今後も、無人受取拠点「トリイク」の社会実装を進め、地域社会と連携しながら、新たな物流インフラの構築に取り組んでいく方針です。物流・地域・不動産・小売との多様なパートナーとの共創を通じて、課題解決に向けた活動を加速させていく考えです。「物流を、もっと自由に。」という企業理念のもと、地域課題の解決に貢献し続けれることを目指しています。