就労支援の新たな取り組み！Study HubがCanva講座を開催

Study HubによるCanva出張講座

東京都足立区に位置する特定非営利活動法人「青少年自立援助センター」、いわゆるあだち若者サポートステーションで、就労支援を行う「Study Hub」主催のCanva講座が開催されました。この講座は、障がいや体調によって一般就労が難しい方々に向け、そのデザインスキルを身につけるための貴重な機会となりました。

講座の内容と進行

当日の講座は、実践的なワークショップ形式で進められました。前半では、Canvaの基本操作やテンプレートの使い方、フォントや色選びのポイントなどが説明され、参加者は実際にデザインを作成する楽しさを体感しました。

特に注目されるのは、後半に実施された「模写課題」です。この課題では、既存のデザインを元に模倣を行うことで、参加者の技術がどのように向上するかを体験しました。このような実践的なアプローチが、参加者の学びを深め、スキルの向上に寄与したとのことです。

参加者の反応

講座に参加した人々からは「デザインが初めての私でも分かりやすかった」「実際の事業所の課題を体験でき、自分のスキルが広がった」といったポジティブなフィードバックが寄せられました。これにより、参加者たちは自分の可能性を再認識し、デザインを通じた新たな道を探るための意欲を持つようになったようです。

開催の背景

Study Hubは、デザインやITスキルを学びながら就労を目指す方々を対象にしています。今回の出張講座は、若者サポートステーションを利用している就職希望者に対し、デザインに関するスキル習得の機会を提供することで、より多くの選択肢を開けることを意図しています。

今後の展望

さらに、Study Hubはこのような出張講座を通じて、地域内の教育機関や支援団体との協働を強化し、デジタルスキルの習得機会を増やしていく方針です。今後も多様な支援を展開し、すべての参加者が自分の適性に合った働き方を見つけられるよう導いていく計画です。

Study Hubについて

「Study Hub」は、すべての人々が「学びたい」「働きたい」「就職したい」という気持ちを抱き、それを支える仕組みを提供することを目的としています。IT・PC業務に特化した支援を通じ、障がいのある方々のキャリア形成を助け、夢を実現させる足がかりを与えています。よく思い描かれる「働くこと」の在り方が一人ひとり異なる中で、Study Hubはその個々に寄り添った支援を行い、社会参加を促進しています。