TechBowl、杉本真二氏が取締役CPOに就任
エンジニアリング教育に特化したサービスを展開する株式会社TechBowlは、2024年12月27日付で杉本真二氏を取締役CPOとして迎えると発表しました。この決定は、同社の経営体制を強化し、事業のさらなる拡大を図るためのものです。
就任の背景と目的
TechBowlは「エンジニアリングで、日本の国力を上げる」というミッションを掲げ、ITエンジニアを目指す学生や業界人に向けた多角的なサービスを展開しています。これまでにエンジニアスクール、採用支援につながるプログラム、企業の研修サポート、さらには学校への教育支援事業などを行い、その中核を担っているのが150名を超える優秀なエンジニアメンターです。彼らは、CTOやテックリードなどの専門知識を活かし、クライアントや受講者の課題解決に全力を注いでいます。
昨今のIT業界においては、生成AIの驚異的な進化や業界のトレンド変化が激しく、求められる人材像も日々変わり続けています。このような状況において、エンジニア教育やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、IT人材の育成・採用においても柔軟な対応が求められています。杉本氏が新たに取締役として加わることで、より信頼されるパートナーを目指し、事業の成長を図っていく方針です。
新取締役のプロフィール
杉本真二氏は、京都大学大学院で情報学の研究を修了後、株式会社島津製作所にてライフサイエンスデータ処理に関わるソフトウェア開発を行い、プロジェクトリーダーを務めた実績を持ちます。海外の拠点と共同でプロジェクトを進める一方、技術書や雑誌への寄稿も行っていました。また、TechTrainの技術メンターとしても活躍し、ReactやFlutterなどの指導をしてきました。2023年10月にはプロダクトマネージャーとしてTechBowlに入社し、これまで開発やマーケティング、情報管理といった部門を統括してきました。
TechTrainについて
TechTrainは、2019年5月に開始されたエンジニア向けの教育プラットフォームです。全国のエンジニアに利用され、わずか6年でユーザー数が9,500名を超え、現在は70社150名以上のITエンジニアがメンターとして活動しています。TechTrainでは、法人向けの採用支援サービスや社員研修、学校教育の支援など多岐にわたるプログラムを提供しています。
特に興味深いのは、個人向けの「TechTrainスクール」です。ここでは、有名IT企業で働くテックリードから実際の業務に役立つスキルを教えてもらえるため、社会人や学生にとって貴重な学びの場となっています。また、ITエンジニアとしてのキャリアを築くための転職支援サービスも提供し、「この会社に入ってよかった」と思える就職をサポートしています。さらに、学生向けにも学習支援や就職サポートが充実しています。これにより、エンジニアを目指す若者たちの夢の実現に寄与しているのです。
株式会社TechBowlの基本情報
- - 社名:株式会社TechBowl
- - 代表:小澤政生
- - 設立日:2018年10月
- - 資本金:100,000,000円(資本準備金含む)
- - 事業内容:インターネットサービス業
- - 所在地:東京都千代田区神田神保町2-32-5 神保町フロント4F
- - 公式サイト:https://techbowl.co.jp/
今後、TechBowlがどう進化し、エンジニア教育シーンに新たな風を吹き込むのか注目が集まります。