京都に特化した求人マッチングサービスが登録者数5,000人突破！

京都に特化した求人マッチングサービス「ジョブアンテナ京都」が注目

2024年8月5日、京都に特化した双方向の求人マッチングサービス「ジョブアンテナ京都」が、登録会員数5,000人を突破したことを発表しました。このサービスは、インタラクティブ株式会社が運営しており、地元企業と求職者を直接つなげる仕組みを提供しています。

ジョブアンテナとは？

ジョブアンテナは、2016年に沖縄で始まった地域特化型の求人マッチングサービスです。このプラットフォームは、企業が一方的に求人情報を発信するだけでなく、求職者と企業が互いに「いいかも！」というサインを送り合うことで、より良い採用活動を可能にしています。これは、求職者が単なる受け手ではなく、能動的に企業選定に関わることを意味します。特に、登録会員数が順調に増加している背景には、この独自のアプローチが大きいと考えられています。

2021年7月からは「ジョブアンテナ北海道」を、2022年からは「ジョブアンテナ福岡」、さらには「ジョブアンテナ熊本」など、全国各地に展開を広げていますが、特に「ジョブアンテナ京都」は地元企業と連携しながら、地域人材のニーズに応えることを目指しています。

京都の企業が集結

「ジョブアンテナ京都」では、8月5日現在で50社以上の企業情報が掲載され、190件以上の求人が登録されています。対象となる業種は多岐にわたり、ITや流通、小売業、さらには地元メーカーの情報も掲載されており、多様な求人ニーズに応えています。このような多様性が、求職者の登録を促進する要因となっています。

さらに、現在の登録会員属性を見ると、会員数は5,024人、平均年齢は36歳となっており、男女比は男性35%、女性48%です。求職者の37.4%が「すぐにでも転職したい」と考えていることも注目すべき点です。

新機能「いいかも！」と「めっちゃいいかも！」

ジョブアンテナには、企業と求職者が互いに興味を示すための「いいかも！」という機能があります。このサインを送ることで、双方の理解を深めることが可能に。特に「めっちゃいいかも！」という機能は、興味の度合いをより強く表現するものです。この仕組みにより、求職者は興味のない企業とのやりとりに煩わされることなく、スムーズに転職活動を進められます。

今後の展望

インタラクティブ株式会社の代表、臼井隆秀氏は、今後も「ジョブアンテナ京都」を通じて京都の労働市場を活性化させることに注力すると述べています。地域特化の強みを活かし、さらに多様なサービスを展開していくことで、「京都の人々が働きたい会社」に出会えるような環境作りを進めていく予定です。また、「いろいろな業種で多くの企業に登録してもらうことで、求職者側の選択肢を増やすことが目標です」とのことです。

地元企業と求職者の架け橋となる役割を果たす「ジョブアンテナ京都」。今後の展開に期待が高まります。