Tancre Re:coが気候アクションを変革する
気候変動問題に取り組むため、企業や個人が一緒に活動できるプラットフォーム「Tancre Re:co」が新たに誕生しました。このプロジェクトは、PBADAO株式会社とKlimaDAO JAPAN株式会社が共同運営を行い、JE FOREST株式会社が展開する「MORI NFT」との統合を通じて実現しました。Tancre Re:coでは、環境保護活動と連携し、実際のカーボンオフセット活動を行うことで参加者に利益をもたらす仕組みが採用されています。
Re:coの特徴
Re:coの最大の特長は、個人や小規模事業者が気軽に参加できる点です。これまで気候アクションに参加するためには多くのリソースが必要でしたが、Re:coでは誰もが環境貢献に参加できる環境が整いました。さらに、教育面でも環境保護の重要性を教える取り組みが行われ、次世代に向けた意識改革も進められています。
個人の気候アクションを可視化し、価値を持たせることができるのも、ブロックチェーン技術を活用するRe:coならではのメリットです。これにより、参加者は自身の環境貢献を分かりやすくスコア化でき、より多くの人々を巻き込むことが出来ます。
MORI NFTとは
日本発のReFiプロジェクト「MORI NFT」は、実際の森林整備と結びつけたNFTの発行を行っています。CO2の吸収量が増加すれば、カーボンオフセット用のNFTが配布される仕組みになります。2023年3月には、広島県庄原市の森林整備に基づくNFTが完売するなど、豊富な実績が証明されています。これにより、森林保全活動が新たな形で注目を集めています。
Tancreの活動
Tancreは、企業やイベント主催者がカーボンオフセットを提供できるサービスを展開しています。たとえば、「IVS Crypto 2024 KYOTO」や「DAO TOKYO 2024」では、具体的なカーボンオフセットが実施されています。これらのイベントでは、環境保護の重要性を皆で共有しながら、持続可能な社会へ向けた貢献を目指しています。
これからの展望
Tancre Re:coは、今後さらにカーボンクレジット市場への参加を促し、個人の行動変容を通じた気候アクションの加速を狙っています。気候変動への対応は企業だけに限らず、私たち一人一人の取り組みが大切です。Re:coの活動を通じて、より多くの人々に環境問題への関心を持っていただき、共に行動する社会をつくり上げたいと考えています。
新たな気候アクションのプラットフォーム「Tancre Re:co」にぜひ注目してみてください。興味がある方は、公式サイトからの問い合わせも受け付けています。