ヤマハの新しいI/Oラック『Rio3224-D3』『Rio1608-D3』が登場！音質と効率を追求した最新技術

ヤマハの新I/Oラックが登場

ヤマハ株式会社は、音響機器の最新モデルとなるI/Oラック『Rio3224-D3』と『Rio1608-D3』を、2024年2月に発売します。《Rシリーズ》の第3世代にあたるこれらの製品は、デジタルミキザーやプロセッサーと組み合わせるのに最適化されており、音質や機能性の面で大幅な向上を実現しています。

音響性能の向上

新しいI/Oラックは、低ノイズレベルと広いダイナミックレンジを誇り、アーティストやサウンドエンジニアが求めるサウンドを忠実に再現します。また、これまでのモデルと比べて16%の消費電力削減を実現し、エネルギー効率も改善されました。これにより、音響制作の現場での使用がより快適になります。

機能面での進化

特に注目すべきは、フロントパネルに新たに追加されたヘッドホン端子です。この機能により、入出力音声の確認を行うだけでなく、Danteネットワークの受信チャンネル末尾に割り当てられた音声ソースの確認も可能となります。これにより、サウンドエンジニアとのコミュニケーションがスムーズになります。

さらに、リアパネルにあるネットワークポートにより、Danteとは異なるネットワークでの操作が可能になったため、特に固定設備での利便性が向上しました。また、出力端子にはディレイやフェーズ、レベルコントロールなどの追加機能も搭載されています。

静音性と信頼性の向上

本製品のもう一つの重要なポイントは、2台の電源ユニットを搭載していることです。これにより、一方の電源に不具合が生じた場合でも、もう一方が正常に機能し続けることで、業務やパフォーマンスにも影響が出にくくなっています。また、冷却経路を再設計したことで、ファンの騒音が大幅に低減され、静かな環境での使用も可能です。

ゲインコンペンセーション機能

『Rio3224-D3』と『Rio1608-D3』は、アナログゲイン操作をデジタルで補正するゲインコンペンセーション機能を新たに搭載しています。これにより、複数のオペレーターが同時にアナログゲインを操作しても、音量が意図しない形で変化しないよう保障されています。この機能は、音たちの音質が重要なプロの現場で特に有用です。

詳細な仕様についてはプロオーディオ製品の公式サイトをご覧ください。

ヤマハプロオーディオ製品サイト

新たに登場する『Rio3224-D3』と『Rio1608-D3』が、プロオーディオの未来をどう変えていくのか、期待が高まります。音質と機能性が融合したこの新製品に注目しましょう。