インドブレーキ大手提携
2025-12-12 17:51:27

インドのブレーキ大手との新たな資本業務提携がもたらす未来のモビリティ

インドのブレーキ大手との新たな提携



株式会社TBKは、インドの名門ブレーキメーカー、Brakes India Private Limited(BIPL)との資本業務提携契約を結ぶことを決定しました。この決定は2025年11月21日に取締役会で承認され、12月9日には第三者割当増資を利用して、約11億3,700万円の資金調達を行います。

この提携により、BIPLはTBKの発行済株式の10.03%を取得し、新たな筆頭株主に就任します。これは、両社の技術的なアセットを結集し、さらなる製品開発を促進するための大きな一歩です。

業務提携の背景



TBKは日本市場において、大型・中型トラック向けブレーキポンプ分野で約60%のシェアを誇り、日本、タイ、インド、中国といった地域に生産拠点を持ち、高品質な製品を提供してきました。一方、BIPLは乗用車から商用車に至るまで、卓越した技術力と豊富な経験を持っており、その専門性はTBKにとっても大いに刺激となっています。

両社は今後、相互の強みを生かして高付加価値な製品とソリューションの開発を進め、特に電動化および自動化の分野での革新を目指しています。これにより、次世代のモビリティ社会をより一層推進していくことが期待されます。

株主の異動



本提携に伴う第三者割当により、BIPLがTBKの筆頭株主となることも、企業戦略の大きな転換点です。TBKはこの提携を契機に、電動・自動化技術を駆使したシステムサプライヤーへの移行を加速させる計画です。

社会課題への対応



TBKは、脱炭素化や技能不足といった社会的な課題の解決にも注力しており、これらの問題に対する解決策を模索しています。モビリティ社会の進化は、今後の持続可能性や技術革新にも影響を与えるでしょう。新たな市場機会を開拓しながら、社会のニーズに貢献する姿勢を貫いていきます。

BIPLの概要



Brakes India Private Limitedは、1962年に設立され、インドのチェンナイに本社を構えています。特に、自動車用ブレーキや鋳造品の製造・販売に特化しており、現在では10,925人の従業員を抱えています。過去数十年にわたり、BIPLは自社の技術を駆使し、顧客の信頼を得て多くの成果を上げてきました。

株式会社TBKの概要



創業1949年、東京都町田市を本拠地とする株式会社TBKは、各種自動車部品や産業機械部品の設計から製造、販売に至るまで手掛けており、現在も成長を続けています。公式サイト(TBK)では、最新の情報が確認できます。

結論



TBKとBIPLの資本業務提携は、未来のモビリティ社会に向ける双方の戦略的なビジョンを強化するものであり、電動化や自動化の促進に寄与することが期待されています。これからの取り組みが注目される中、両社の今後の発展に期待が高まります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社TBK
住所
東京都町田市南成瀬4-21-1
電話番号
042-739-1471

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 町田市 モビリティ TBK BIPL

Wiki3: 東京都 町田市 モビリティ TBK BIPL

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。