自社を表す音を発見する「象徴音®診断」の無償提供開始

自社を表現する音を探す「象徴音®診断」とは

企業が持つ特有の魅力やメッセージを音で表現する試みが進行中です。「スポンジバンッバンッ」は、企業や地域、人々の存在を音で具現化する「象徴音®診断」を先着3社に無償で提供することを発表しました。この診断では、自社の特色を反映した音を探索し、その音を活用した活動の事例も考察します。

象徴音®は何か？

「象徴音®」とは、具体的な存在を音で示すコンセプトです。これには、「機能音」と呼ばれる、その存在の能力や特性を音で表現する要素と、「情緒音」として、その存在が持つイメージや感情を音で伝える要素の二つが含まれます。

象徴音®のメリット

親しみやすい音を集音することにより、そのシーンに特別な意味を加えることができます。これによって、企業らしさを容易に表現でき、ブランドガイドラインに取り入れることで音の表現に一貫性が生まれます。さらに、社員がプロセスに関与することで、自社に対する愛着が深まり、組織の文化形成にもつながります。

象徴音®を使用した実際の事例

株式会社Relicの場合

新規事業を開発する株式会社Relicでは、17種類の象徴音®を設定し、これを基にした9曲のBGMやサウンドロゴを制作しました。これらはコーポレートサイトや社内イベント、さらにはSpotifyやApple Musicなどで広く利用されています。このプロジェクトは、社員が音作りに関与することでさらに深いブランディング効果をもたらしています。具体的な音を通じて、社員はブランドへの愛情を新たに育んでいます。

名古屋鉄道との協業

名古屋鉄道では新たに開設される商業施設「SWINGMALL」において、地域の環境音を音楽として活用したサウンドロゴを制作しました。これは、地域の文化や歴史を音で再現し、新しい価値を生む試みです。

このように、象徴音®は音を通じて企業の個性や魅力を鮮やかに表現します。企業課題解決の手法としても期待が寄せられています。音の力を信じる企業は、ぜひこの機会を逃さずに利用してみてください。