学研ホールディングスが新プラットフォーム「coorum」を導入
株式会社Asobicaは、株式会社学研ホールディングス(以下、学研HD)にホンネデータプラットフォーム「coorum」を提供したことを発表しました。この導入により、学研HDのお客様との関係性がより深まることを目指します。
導入の背景
学研HDは、乳幼児から高齢者にまで幅広い世代を対象とした教育・医療福祉サービスを提供しています。顧客に対し、一時的な関わりにとどまらず、より長期的に関係を築くことが重要な経営目標としています。これに伴い、顧客の利用体験やその価値を理解するため、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の収集・分析に取り組んでいます。
特に、ライフステージの変化やサービスの終了後にも顧客とのつながりを維持するコミュニティの構築が重要視されています。そのために、「coorum」の導入が選ばれました。
「coorum」の特長
1. シンプルな操作性
「coorum community」では、投稿や返信、リアクションといった基本的なコミュニケーション機能を簡単に利用できます。使いやすいUI/UXにより、誰でも気軽に利用できるのがポイントです。
2. 詳細なコミュニティ分析
このプラットフォームでは、顧客から得られる本音データやコミュニティの健康状態を高い解像度で把握できます。管理画面上でデータの確認が容易なため、施策への活用が効果的に行えるのが利点です。
3. 豊富な導入実績
「coorum」は200社以上の様々な業種に導入されており、その実績をもとに学研HDの事業課題解決に寄与します。加えて、カスタマーサクセス担当者が伴走型でサポートを行います。
コミュニティサイト「Wonder Seeds」について
学研HDが運営する「Wonder Seeds」は、中学生・高校生を対象としたオンラインコミュニティサイトです。ここでは、趣味や興味を共有しながら、同世代と交流を楽しむ場が提供されています。
イベントとしてはクイズや投票企画など、ユーザーが一同に盛り上がることができるコンテンツが用意されています。また、「今日の一枚」のような日常的な投稿も歓迎されており、カジュアルな会話が広がります。
学研HDのビジョン
学研HDは、教育・医療福祉事業を通じて、すべての世代の人々の学びや成長を支援し続けることを目指しています。「Wonder Seeds」を通じて、中高生との接点を構築することは、人生の重要な局面での情報交換や支援の場を提供し、持続的な学びの環境を創造することを意味します。
このような新しい取り組みにより、学研HDは顧客とのより密接な関係性を築き、今後の発展に向けた基盤を整えていくでしょう。
まとめ
全世代を対象にサービスを展開する学研HDが導入した「coorum」は、顧客との長期的な関係構築を目指す重要なステップです。シンプルな操作性と豊富な分析機能を備えたこのプラットフォームが、今後どのように顧客体験を向上させていくのか、注目が集まります。