青山レナセルクリニックが開発した革新的な肌再生治療に注目！

青山レナセルクリニックが進める肌再生治療

東京都港区の青山レナセルクリニックは、東京工業大学との共同研究を経て、最新の肌再生治療向け装置「Renacell Hyper Plasma SPARK TM」を開発しました。この装置は、大気圧低温プラズマを用い、安全に大量のプラズマを肌に照射することができる画期的な技術を持っています。

大気圧低温プラズマの特性

この低温プラズマは、高い滅菌力を持ち、分子間の結合を切断するユニークな特徴があり、医療分野での利用が進んでいます。特に、肌の美容治療においては、ニキビやシミの改善といった効果が期待されています。従来の海外製機器では、微量のプラズマしか照射できないため、効果が限定的だったのですが、青山レナセルクリニックの新しい装置はその問題を解消しました。

共同研究の成果

青山レナセルクリニックは、2024年2月1日に東京工業大学沖野晃俊准教授と共同研究契約を締結し、実証研究を重ねてきました。その結果、特許を取得した独自の特殊な二重螺旋型電極構造を採用することで、短時間で大量の低温プラズマを生成し、肌に対して安全に照射することができる装置の開発に成功したのです。この装置は、5秒で従来品の2,000倍、5分で15万倍のプラズマを生成することができるため、今後の治療効果に期待が持たれています。

治療効果の向上

同クリニックでは、幹細胞や線維芽細胞を活用した肌再生治療を行っていますが、今回のプラズマ技術を取り入れることで、移植した細胞の活性率や生着率の向上が見込まれています。また、皮膚の再生療法にとどまらず、膝関節症やEDに対する治療法も考案しており、今後はプラズマの皮下投与プロトコルの確立も目指しています。