療育経営の支援を目的とした新コミュニティ「療育経営のミカタ」
合同会社テラセルが2026年4月1日より立ち上げるLINEコミュニティ「療育経営のミカタ」は、児童発達支援や放課後デイサービスを運営する経営者を対象にした新たな支援の波を生み出す取り組みです。近年、児童福祉事業の倒産件数が急増し、経営に危機感を抱く事業者が多くなっている中で、経営者同士が支え合うコミュニティの必要性が高まっています。
現状の厳しい療育業界とその背景
児童発達支援および放課後等デイサービスは、事業所数の急増、報酬改定に伴う負担増、人手不足や物価上昇など多くの問題を抱えています。特に、小規模の事業所や新規開業の法人がこれらの課題に直面し、経営の厳しさが増しています。これにより、2024年度には過去最多の倒産件数を記録する事態となりました。
事業の根底には、子どもたちの成長を支えるという使命感を持つ経営者たちがいますが、経営に関する問題からその活動を続けられず、子どもたちの居場所が失われる事態を招いているのです。これを受けて、私たちは療育経営者の「強い味方」となるべく、「療育経営のミカタ」を設立し、支援に乗り出すことになりました。
コミュニティのコンセプトと提供されるサービス
「療育経営のミカタ」は、経営者同士のつながりを重視した情報交流の場です。主なサービス内容は以下の通りです。
- - 最新情報の配信:経営に必要な情報を定期的に提供します。具体的には、報酬改定のレポートや助成金情報、関連するニュースなどを取り扱います。
- - マンスリーコンサルタント:毎月異なるテーマでセミナーを実施し、登壇者に直接相談できる機会を設けます。これにより、採用や職員の定着、サービスの質向上に向けた具体的なアドバイスが得られます。
- - オンライン展示会:教材やICTツールに関するWebセミナーが行われ、最新のソリューションを紹介します。事業運営に不可欠な資源を得る手助けをします。
- - ピアツーピア支援:経営者同士が共通の悩みを抱えることをきっかけに連携できる場を提供します。孤独な経営者たちが繋がり、お互いの経験や知見を共有することが可能となります。
将来的な展望と業界への貢献
今後は、有料会員制度を導入し、さらなる伴走支援を強化していく計画です。また、独自に収集した経営実態の調査データを分析し公開することで、業界の実状を明らかにして、政策提言を行っていく方針です。
私たちの活動が、児童福祉事業の現場からの声を行政や政府に届けることで、報酬改定の適正化や人手不足解消に繋げ、業界の持続可能な発展を支えることを目指します。
終わりに
「療育経営のミカタ」は、ただ情報を提供するだけの場所ではなく、経営者が共に支え合い、新たな可能性を見出すための場です。私たちの使命は、地域に根差した事業所が存続し、子どもたちが安心して育つ場所を保つことです。合同会社テラセルは、この新しい支援の形を通じて、全国の療育経営者を応援したいと考えています。