地域福祉を支える新たな取り組み
横浜市社会福祉協議会(以下、市社協)と株式会社メモワール(以下、㈱メモワール)は、地域福祉の推進を目指して包括連携協定を結びました。この協定は令和7年12月1日に行われ、両者の連携により、福祉への新しい風を吹き込むことになります。特に注目されるのは、メモワールによる「寄付付き商品」の販売です。
協定の狙いと背景
この協定は、地域福祉の課題を共同で解決するための礎と位置づけられています。過去の実績として、メモワールが主催したチャリティーバザーでの寄付がきっかけとなり、今後の連携が具体化しました。特に、ひとり親家庭を対象としたイベントや地域ケアプラザへの講座提供、こども食堂の調整など、多岐にわたる活動を進めてきました。これらの活動をベースに、協定締結後はより一層の連携が成されることでしょう。
第一弾:寄付付き商品の販売
協定の第一弾として実施されるのは、メモワールが取り扱う葬儀返礼品の一部を「寄付付き商品」として販売。その売り上げの一部が市社協に寄付されるという画期的な取り組みです。具体的には、人気商品「バウムクーヘン・クッキーセット」が令和7年12月1日より販売され、その売り上げの200円が寄付金として市社協に送られます。
地域福祉の拡大に向けて
この寄付付き商品のラインナップは、今後も順次拡大していく予定であり、地域貢献の一環として更なる可能性が広がります。また、こうした取り組みは地域社会への貢献だけでなく、地域住民の寄付文化の醸成にも寄与することが期待されています。
メモワールの企業情報
- - 組織名: 株式会社メモワール
- - 所在地: 横浜市南区高砂町2-24
- - 電話番号: 045-261-9006
- - 代表取締役: 渡邊正典
- - 業務内容: 冠婚葬祭互助会業、冠婚葬祭儀式の企画・施行、結婚式場・葬祭式場の運営、シルバー(介護)事業、生・損保険代理業等
「ヨコ寄付」とは「ヨコハマで、すぐヨコへ。」という理念のもと、本会と連携し、地域におけるさまざまな困り事の解決を図るプログラムです。この取り組みを通じて、寄付の意義や文化を伝え、一層の地域共生社会の実現へ向けた理解を広めていきます。詳しい情報は横浜市社協公式ホームページをご覧ください。