国際プレゼン支援
2023-11-06 04:30:02

大阪公立大学の学生ベンチャーが国際プレゼン支援で業務提携を発表

大阪公立大学の学生が立ち上げた株式会社ロジグリッシュが、国際プレゼンテーションや広報活動のサポートを行うため、エミー賞受賞の実績を持つアッパーウエストサイドメディア社との業務提携を結びました。この提携は、2025年に控えた関西大阪万博の開催を見据えたもので、日本の企業が国際的に展開するためのサポート体制を強化する目的があります。

ロジグリッシュは、代表取締役の藤川翔帆氏が学生時代に設立した企業であり、2023年2月1日に設立されました。彼は現在、大阪市立大学経済学部の三回生であり、2回生の時に大阪公立大学公認の学生ベンチャー第1号に認定されています。ロジグリッシュの主な事業は、完全にカスタマイズされた英語学習支援コンサルティングであり、企業向けの国際プレゼンテーション支援を行うことを目指しています。

提携先のアッパーウエストサイドメディア社は、米国ニューヨーク市に本拠を構えた映像制作および広報活動支援を専門とする企業です。この会社の共同設立者であるトリーシャ・ソレルズ・ドイル氏はエミー賞を受賞したジャーナリストであり、国際的な報道に精通したプロデューサーです。彼女はコロンビア大学ロースクールを卒業後、ABCニュースやCBSニュースでキャリアを積み、特に国際的な事件や社会問題に関する映像制作で多数の実績を残しています。

今回の業務提携により、ロジグリッシュは国際プレゼンテーションの準備支援と国際広報活動の支援という2つの領域でビジネスを拡大していくことを目指します。これにより、日本企業がグローバルな舞台で効果的にコミュニケーションを行える環境を整えることが可能になると期待されています。

特に注目すべきは、万博の開催によってますます増加する国際的なビジネスチャンスに対し、日本企業が迅速に対応できるよう、ロジグリッシュとアッパーウエストサイドメディア社が連携する点です。双方向の情報交換や文化の理解が求められる中、効果的なプレゼンテーションスキルや戦略的な広報活動は、企業にとって不可欠な要素となるでしょう。

ロジグリッシュは、国際展開に必要な英語教育の側面に加え、国際的な視点から広報の方法を磨くサポートも行い、企業が自らの強みを世界に発信できる手助けをしていきます。このように、若い学生起業家と国内外の専門家が協力することで、日本が国際社会におけるプレゼンスを一層高めることが期待されています。

この業務提携がどのような具体的なプロジェクトにつながるのか、今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ロジグリッシュ
住所
大阪府大阪市住吉区杉本3丁目3番138号大阪公立大学インキュベータ内
電話番号

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