特別な酒米で醸造された“純米大吟醸酒”、白鶴から限定発売される

白鶴酒造、銀座の特別な酒米から新たな純米大吟醸を発表

2025年6月11日、白鶴酒造株式会社から、銀座の「白鶴銀座天空農園」で育成した酒米「白鶴錦」を100%用いた“白鶴翔雲純米大吟醸銀座天空農園白鶴錦”が、特別に40本限定販売されます。この貴重な純米大吟醸は、銀座の一部店舗のみでの取り扱いとなります。

特別な酒米、白鶴錦の魅力

この酒の基となる「白鶴錦」は、白鶴酒造が2007年から銀座の屋上で栽培を始めた酒米です。都会の喧騒の中で育ったこの米は、豊かな風味を持っており、その品質にこだわって育成されています。実際に、米の栽培はプランターを使って行われ、施工難易度が指摘される中でも、当初の目標をクリアし、2008年には田んぼの構築にも成功しました。これにより、以降は数量限定の酒造りが始まり、今や一目置かれる存在となっています。

酒造りへのこだわり

今年の酒造りは、白鶴酒造資料館に新しく開設されたマイクロブルワリー「HAKUTSURU SAKE CRAFT」にて行われました。そこで、特別な酒米を大切に扱い、手作業での仕込みが進められました。精米歩合50%にまで磨かれた米を使用し、約100Lの小タンクで2か月かけて丁寧に醸造されました。結果、華やかで爽やかな味わいの酒が誕生したのです。

「白鶴翔雲」の特徴

この大吟醸は、パイナップルやピーチといった果実の香りが特徴で、エレガントでふくよかな甘みと穏やかな酸味が絶妙に調和しています。華やかな果実香とともに、成熟した果実のような芳醇な余韻が楽しめる日本酒が、特別なシーンを演出します。

限定販売情報

「白鶴翔雲純米大吟醸銀座天空農園白鶴錦」の販売は40本と限られており、参考小売価格は10,700円（消費税別）です。購入可能店舗は、IMADEYA GINZA SIX店、銀座三越、小泉商事、松屋銀座本店など。貴重な純米大吟醸酒を手に入れるチャンスをお見逃しなく！

地域の酒文化を発信

「白鶴銀座天空農園」は、地域の酒文化の発信を目指しています。その一環として、様々な地域の人々と交流しながら、日本酒の魅力を広めています。公式InstagramやFacebookで最新情報も発信中ですので、ぜひチェックしてください。これからも、酒米の栽培と酒造りを通じて、多くの人に感動を提供していきます。

この特別な純米大吟醸が、多くの人々の記憶に残るひと時を演出することになることを期待しています。日本酒の新たな楽しみ方として、ぜひご賞味ください。