日本発の調理器具ブランドが海外クラファンで成功！新たな燻製体験を提供するSMOKER-X

最近、家庭料理の質を劇的に向上させるための新たな調理器具が登場しました。日本発の調理器具ブランド「KIWAMIYA亭」が展開する万能燻製器「SMOKER-X」は、単なる調理器具ではなく、家庭での食生活を一変させる可能性を秘めた製品です。

このブランドは、2022年12月に設立され、家庭での食の体験をより豊かにすることを目指しています。その一環として、「おうちご飯」を美味しくするための革新的なツールを提供するというミッションを掲げています。

「SMOKER-X」は、特に注目すべき製品であり、2023年3月に海外のクラウドファンディングプラットフォームで先行販売され、なんと2,870万円もの資金を調達しました。本製品は、冷燻、温燻、熱燻、ウォータースモーキングなど、1台で4つの燻製方法を楽しむことができる画期的なデザインが特徴です。

製品の特長の一つは、そのサイズです。SMOKER-Xはコンパクトな作りでありながら、家庭で手軽に使用できる万能性を持っています。縦横24センチ、高さ21センチというサイズで、キャンプやバーベキュー、さらにはキッチンでも気軽に使えるため、屋外と屋内の両方で活躍します。

燻製器といえば、一般的には大型のモデルが多く見受けられますが、SMOKER-Xはそのデザインを一新しました。内部には内蔵型温度計が搭載されており、食材の燻製を最適な条件でコントロールすることができます。燻製の際には、ベーコンやチーズ、シーフードなどを燻すことが可能です。また、冷燻ではナッツやスモークサーモンといった食材を楽しむことができ、バリエーション豊かな料理が楽しめる点が魅力です。

また、この製品の特筆すべき点は、八角形の独特の構造です。従来の燻製器では、水分が食材から落ちる際に煙質が変わってしまうことが多いのですが、SMOKER-Xはその構造によって、純粋な煙だけを生成できることを実現しています。これにより、食材にしっかりとしたスモークフレーバーが付与されます。この精巧な設計により、簡単に美味しい燻製料理を自宅で楽しむことができます。

さらに、KIWAMIYA亭では、製品が家庭の日常生活の一部となることを目指し、特に食洗器にも対応した設計を行っています。これにより、使用後の手入れも非常に簡単で、忙しい家庭でもストレスなく使用できる配慮がされています。

日本国内での一般販売は2023年秋を予定しており、特典としてクラウドファンディングの支援者にはお得な割引が用意されています。購入者には、燻製用の下処理がされた冷凍パックも順次販売される計画があり、より多くの人が燻製の魅力を体験できるようにする意向が示されています。

最後に、KIWAMIYA亭の共同代表である水口謙氏と矢島友和氏は、未来の食文化をリードする製品を提供することを目指し、さらなる努力を続けているとのことです。この新しい燻製器SMOKER-Xは、家庭での料理の質を向上させる力を持っており、燻製の楽しさを広めていくことでしょう。今後の展開にぜひ注目していきたいものです。