台湾発の女性向けファンタジー小説コンテスト『日本デビュー争奪戦☆ファンタジーライトノベル大賞』開催!
現代文学や異世界ファンタジー、中華風ファンタジーと多様なジャンルにわたる物語を生み出し、最高の作家を発掘する機会が到来しました。株式会社KADOKAWAは、台湾角川股份有限公司と共同で、女性向けファンタジー小説コンテストを開催しています。本コンテストは、特に女性読者をターゲットにした作品を求めており、楽しめる物語を期待しています。
コンテストの概要
コンテスト名は『日本デビュー争奪戦☆ファンタジーライトノベル大賞』で、詳細な情報は特設サイト(https://event.kadokado.com.tw/2025/fantasynovel_jpdebut2025/index.html)から確認できます。応募期間は2023年9月16日から2023年12月15日まで。受賞者発表は2026年6月中旬に予定されています。
賞と賞金
参加者には以下の賞が用意されており、特に大賞受賞者には大きな栄誉と報酬が待っています。
- - 大賞(1名):賞金30万台湾元と出版保証(日本および台湾での出版)
- - 各部門優賞(各1名、計3名):賞金10万台湾元
- - 各部門佳作(各1名、計3名):賞金5万台湾元
大賞作品は、日本と台湾の編集者の手により改稿され、日本でKADOKAWAから翻訳出版される予定です。優賞や佳作も同様に、プロの手によって改稿され、出版に向けてのサポートが受けられます。さらに、繁体字中国語の作品は、全世界の読者に向けて電子書籍としてのリリースも検討されています。
ライトノベルの流行と新しい才能の発見
最近、世界中で日本のアニメやライトノベルの人気が高まり、それに伴い新たな才能を求める動きが活発化しています。海外の小説投稿サイトでは、日本のライトノベルスタイルの作品も増えており、これを通じて新たな作家を発掘する機会が生まれています。KADOKAWAは、この流行を受け、海外向け事業の一環として「グローバルUGC作品開発プロジェクト」を立ち上げ、海外の才能を活用した新しいヒット作を生み出すことを目指しています。
このコンテストは、その取り組みの一例として位置付けられています。参加者は、世界市場での成功を目指す機会を持ち、その結果が日本のライトノベル市場にも影響を与える可能性があります。
台湾角川との連携により、KADOKAWAはさらなる国際的な展開を図るとともに、ライティングの才能を持つ全ての女性に向けて新しいチャンスを提供しています。日本の文化を損なうことなく、海外の視点から新たな物語を創出することが期待され、世界中の読者に新鮮な刺激をもたらすことでしょう。
このように、台湾発の『日本デビュー争奪戦☆ファンタジーライトノベル大賞』は、参加者にとって非常に魅力的な舞台となっています。これからどのような作品が生まれ、どのような才能が世界に羽ばたくのか、今後の展開に目が離せません。