QCサークル近畿支部大会でTMJが支部賞を獲得！課題解決への取り組みが評価される

2025年1月14日、京都で開催された第6605回QCサークル近畿支部JHS部門グランドチャンピオン支部選抜大会の結果が注目を集めています。この大会には、事務・販売・サービス、さらには医療・福祉の分野での優れた改善事例が集結し、それぞれの課題解決に向けた熱い取り組みが披露されました。

今回、特に注目を集めたのが、株式会社TMJの改善事例です。TMJは、東京都新宿区に本社を構える企業で、コールセンターやバックオフィスの運営を手がけています。特に、同社が展開するQCサークル「インタレスティング」は、勤怠管理ミスの抑止に向けた取り組みを行い、この活動が評価されて支部賞を獲得しました。これにより、TMJは2025年6月に東京都で開催される「第2回JHS部門QCサークルグランドチャンピオン大会」に近畿代表として出場することが決まりました。

「インタレスティング」は、西日本事業本部サービス4部第3センターの小集団改善活動であり、これまでの努力が実を結びました。活動内容としては、勤怠管理ミスを抑え込むための環境構築が挙げられます。具体的には、ルールや手順書の見直しを行い、マインドセット研修を実施し、さらには事例を共有して展開する等、多面的なアプローチが実施されました。その結果、ミスの大幅削減が実現され、さらに管理者自身の成長へとつながりました。

この取り組みは、TMJが企業文化として根付かせている「小さな改善」活動に基づいています。この活動は製造業で一般的なQCサークルの方法をサービス業向けにアレンジしたもので、クライアント企業への提供価値の向上を目指し、現場力や問題解決力を磨く内容が魅力です。今後もTMJはこの活動を通じて業務の品質向上や、より高い価値の提供を実現し、業界全体への貢献を続けていく意向を示しています。

株式会社TMJは、1992年に設立され、福武書店（現在のベネッセコーポレーション）のインハウスコールセンターから独立した企業です。そのため、長年にわたり培ってきた生産管理・品質管理のノウハウを活かし、多様なクライアント企業に対してサービスを提供しています。特に、2017年にセコム株式会社の子会社となってからは、より一層強固なネットワークを基盤にし、顧客ビジネスの成功を支援する体制が整っています。

このように、TMJの取り組みは今後の業界においても重要な役割を果たすことが期待されています。今回の受賞をきっかけに、さらなる飛躍があるかもしれません。