全国初お目見え！新道蒸溜所が贈るシングルモルトウイスキーの新たな挑戦

新道蒸溜所の初の挑戦！シングルモルトウイスキー「SHINDO EXPERIMENTAL 01」

福岡県朝倉市に位置する新道蒸溜所が、2023年6月14日(土)に初となるシングルモルトジャパニーズウイスキー「SHINDO EXPERIMENTAL 01」を全国一斉発売します。この製品は、長い酒造りの伝統を持つ株式会社篠崎が新たに始めた挑戦の一環として位置づけられているのです。

新道蒸溜所は、「THE QUEST FOR THE ORIGINAL（独創性の追求）」という理念のもと、2021年からウイスキー製造を開始。5500坪の広大な敷地で、この新しい試みに挑んでいます。これまでの経験を活かし、敬意を表して先人たちの技術を踏まえつつ、「新人」としての謙虚さを持って製品を開発したいという気持ちが込められています。

第一弾「SHINDO EXPERIMENTAL 01」の開発プロセス

「SHINDO EXPERIMENTAL 01」は、2025年5月に約3〜4年熟成する樽からサンプリングされ、その香味を厳選して作られました。約100パターンのバッティングサンプルを作成し、新道蒸溜所らしさを体現するかどうかが選定基準となったとのこと。特に、ミルキーでファッティーな香りが特徴的です。

選ばれた樽は、バーボン樽を基にしたもので、ミズナラ樽やオロロソシェリー樽、リフィルスコッチ樽が使用されています。この結果、「未熟感を抑えた」香味の素晴らしさを感じられる製品となりました。特に、トロピカルなフルーツ感と甘いバタークリームの香りが印象的で、ラストにはトフィーのような長い余韻が続きます。

ウイスキーは嗜好品であるため、様々な楽しみ方がありますが、こちらの製品はアルコール度数50%と少し高めに設定されています。これは加水による風味の変化を楽しんでもらいたいとの思いからだそうです。

販売とイベント

「SHINDO EXPERIMENTAL 01」は、全国の取扱店で販売されるほか、「SHINDO LAB STAND」では100本限定での販売が行われます。このコンセプトショップは、ウイスキーの熟成庫の一角に位置し、特別な体験を提供する場所となる予定です。フレッシュな生甘酒や、当店限定のワイン、ソーセージなど、ここでしか味わえないアイテムが揃います。

新道蒸溜所が贈るウイスキーは、ただの飲み物ではなく、その背景には深い思いと挑戦の姿勢があり、今後も新たな可能性を追求していく姿が見受けられます。「SHINDO EXPERIMENTAL 01」を手に取った際には、その味わいだけでなく、製品に込められたストーリーにも触れて欲しいと思います。ぜひ、その第一歩となる自信作をお楽しみください！