ワイハウグループがドリームプラネットとAriiと業務提携、エンタメ事業の強化へ

ワイハウグループとエンタメ業界の新しい協力体制

2023年、ワイハウグループの子会社である株式会社ドリームプラネットが、エンタテインメント特化型商社の株式会社Ariiと業務提携を締結した。この提携により、両社が持つ強みを活かして、カプセルトイ事業の新たな販路を開拓し、オペレーションの効率化による利益の拡大を目指すという。

ドリームプラネットとその強み

株式会社ドリームプラネットは、埼玉県鶴ヶ島市に本社を置き、キャラクター製品の製造や全国規模でのカプセルトイ事業を展開している企業である。特に、カプセルトイの設置、補充、集金、メンテナンスに関するオペレーションノウハウを豊富に持っているが、営業力や企画力の改善が必要とされていた。

Aariiの役割とアプローチ

一方、Ariiは東京都渋谷区に本社を構え、トレーディングカード事業やカプセルトイなどに特化した成長著しい企業である。Ariiの強みとしては、幅広いネットワークと営業力、そしてITシステムを使った新しいビジネスモデルが挙げられる。彼らはトレカ専門モール「トレカモール」の運営や、トレカショップの創業支援などの事業を通じて営業力を強化している。

提携の具体的な内容

今回の提携では、ドリームプラネットのカプセルトイ事業部がAriiと連携し、両社のノウハウを相互活用していく。ドリームプラネットは、全国規模でのカプセルトイ販売を行っており、設置や集金のノウハウをAriiに提供することで、マーケティング面でも両社の利益を最大化を図る。特に、ドリームプラネットはAriiを営業や企画パートナーとして位置付け、自社単独では難しかった顧客開拓を進める方針だ。

代表者のコメント

この提携に関して、ドリームプラネットの代表取締役社長宮村正人は、「Arii様はエンタテインメント業界での幅広いネットワークを持つ企業です。この提携により、我々のカプセルトイ事業をさらに広げていくことが可能になります」と期待を込めて述べている。

今後の展望

ドリームプラネットとAriiは、共にカプセルトイ事業の利益を向上させるための具体的な取り組みを行う予定だ。今後、どのような商品展開や協業場所が設定されるのか、注目が集まっている。両社はこの提携がもたらす影響について、今後も随時情報を発信し、業界内外に透明性を持って進展を報告していく方針である。なお、この提携による業務上の影響は軽微と考えているが、必要があれば速やかにお知らせするとも述べられている。