中編映画『あの青い空には神様がすんでいる(仮)』の魅力
現役大学生である監督、大森開登氏が手掛ける注目の中編映画『あの青い空には神様がすんでいる(仮)』が、ただいまクラウドファンディングを実施中です。このプロジェクトは、2024年12月20日から2025年1月31日までの期間限定で、クラウドファンディングサイト「モーションギャラリー」にて支援を募っています。
製作背景
本作は、大森監督の大学在学中最後の作品となる予定です。青春時代の苦悩や成長を描いたこの映画には、「台風クラブ」などで使われてきた「プール」というモチーフが巧みに取り入れられています。これにより、より深い青春群像劇へと昇華されているのです。
あらすじ
舞台は地方都市に位置する高校の水泳部。高校3年生の華は、友人の夕貴、マネジャーのあさぎと共に、夜な夜なプールで集まり練習を行っています。最近、祖父を亡くし、家族との居心地の悪さを感じている華は、特に姉の結婚に対して反発心を抱いていました。しかし、その姉の結婚理由が「この家から出たかったから」と知り、複雑な心境に悩む日々を送っています。
水泳部の顧問、成瀬は生徒たちに慕われている一方で、先輩教員からセクハラを受けるという厳しい状況に置かれています。彼女の心の内側を知りたいと願う華たちですが、なかなか本音を引き出せずに苦悩します。
そんなある夜、プールで練習していた華は、消灯したはずの照明が点いていることに気づきます。中に入ると、見知らぬ女性が溺れているのを発見しました。女性の名は小波。彼女は水泳部のOGであり、人生の転機を迎えていました。小波の存在が、華たちの心を徐々に揺さぶっていきます。
日本列島を直撃しようとする台風とともに、彼らの心もざわついていく中、過去に向き合い、未来を紡いでいく物語が描かれます。
特徴
本作には新進気鋭のキャストが揃っています。特に、映画初主演となる吉田拓也をはじめ、永瀬未留や松原怜香といった実力派が集結しました。また、音楽は栗山晃一氏が担当し、作品のテーマをさらに引き立てています。
現役大学生監督の大森開登氏は、映画への熱意が溢れており、美術史を専攻しつつ、学びの集大成としてこの作品を捉えています。尊敬する監督にはセリーヌ・シアマや牧口雄二の名前も挙げており、その影響を強く受けています。
クラウドファンディングリターン
プロジェクトを応援するためのリターンも豊富です。3,000円の支援でお礼のメールとポストカードがもらえ、10,000円ではパンフレットや本編視聴リンクがついてきます。さらに50,000円の大口支援では監督の直接挨拶があるという特別な体験も!
プロジェクト概要
- - プロジェクト名:プールが舞台の青春群像劇!
- - 期間:2024年12月20日(金)20:00~2025年1月31日(金)23:59
- - URL:モーションギャラリー
この青春映画がどのように成長し、観客の心をつかむのか、今後も目が離せません!