愛媛県の水口酒造が「NIKITATSU2024」で世界に誇る日本酒を証明

愛媛県の水口酒造が受賞！「NIKITATSU2024 純米大吟醸酒」の魅力

1895年に創業した水口酒造株式会社（愛媛県松山市道後喜多町3-23）は、最近の世界最大級の日本酒品評会「SAKE COMPETITION 2025」にて、同社の「NIKITATSU2024 純米大吟醸酒」がブロンズ賞を受賞したことが、業界内外で注目を集めています。この品評会には、総出品数1,163点から341点が純米大吟醸部門にエントリーしており、その中での受賞は特に意義深いものです。

SAKE COMPETITIONの特徴

SAKE COMPETITIONは2012年にスタートした、日本酒専門の品評会です。食に対する消費者の期待に応えることを目的として、銘柄を隠した状態で行われるブラインド審査が特徴です。この方法により、評価は酒質のみに基づきます。近年では出品数が増加し、2019年には1919点を記録。2025年の品評会では、「純米酒」、「純米吟醸」、「純米大吟醸」など６部門で競われました。

「NIKITATSU2024」の特徴

ブロンズ賞を獲得した「NIKITATSU2024」は、水口酒造が長年の経験を生かして製造した記念すべき日本酒です。この商品は、道後温泉の美しい朝焼けをテーマにした瓶デザインも魅力の一つ。仕込み水には熟田津の良水を使用し、愛媛県産の酒米「しずく媛」を精米歩合30%で磨いた高品質の酒です。飲み口はフレッシュで、リンゴの香りや絶妙な甘さと酸味のバランスが特徴的で、多くのファンを魅了しています。

水口酒造の信念と歴史

水口酒造は、道後温泉と共に歩み続ける、地域に根ざした酒造りを行っています。その理念の一環として、伝統を守るだけでなく、新しい挑戦も行っています。「暖簾を守るな、暖簾を破れ」という教えのもと、地域の特産品を使った地産地消のプロジェクトに取り組み、さらなる進化を遂げています。これまでに全国新酒鑑評会で7度の金賞を受賞するなど、華々しい受賞歴を誇っています。

未来への展望

「道後から世界へ、世界から道後へ」という新しいビジョンを掲げ、ふるさとの文化や技術を継承しつつ、品質の向上と国際展開を狙う水口酒造。地元愛媛の素晴らしさを日本全国に、さらには海外にも広めることで、新しいファンを増やし続けています。道後温泉の深い文化を背景に、地元の人々と共に歩む水口酒造の冒険は、今後もますます楽しみです。

お問い合わせは、公式ウェブサイト（水口酒造公式サイト）まで。電話番号は089-924-6616、メールは[email protected]です。