ジラール・ペルゴのロレアート新作
スイスの名門時計ブランド、ジラール・ペルゴは2025年4月15日に、象徴的な「ロレアート」から新たな2モデルを発表することを公式に明かしました。これらのモデルは、それぞれ異なる豪華なデザインを特徴としており、高級感を持ち合わせています。
ジラール・ペルゴの革新
ロレアートの発表が行われるのは、ジラール・ペルゴが長い歴史の中で培った時計製造技術の結果です。創業は1791年であり、その240年以上の伝統が、時計界における確固たる地位を築いてきました。特に注目すべきは、今回発表されたモデルのベゼルに施されたバゲットカットダイヤモンドです。これは32個、総カラット数は約3カラットにも達します。
デザインの細部に宿る技術
新たに登場した2つのロレアートモデルは、いずれも精巧なジュエリー作りの技術を駆使したものです。バゲットカットのダイヤモンドは、セッティングにあたっての高度な技術と精密さを必要とし、見事な仕上がりです。石の並びは、ひとつひとつが丁寧に配置され、ダイヤモンドの美しさと高級感を際立たせるよう工夫されています。
特筆すべきは、ダイヤルに施されたクル・ド・パリ装飾です。このデザインはホワイトゴールドで作られており、洗練された印象を与えています。他のロレアートモデルとは異なり、数字が表示されないため、モノクロームながらもスタイリッシュに仕上がっています。
ブルーを纏う新たな魅力
もう一つのモデルは、ブルーサファイアで飾られたベゼルが印象的です。こちらは10個のブリリアントカットダイヤモンドと46個のサファイアで彩られており、これが作り出すグラデーションは、まるで宝石が輝いているかのようです。特に4時位置と8時位置の間でのデザイン変更が見られ、より魅力的な風合いを生み出しています。
内部の技術力
さらに、この新作に搭載されるのは、自社製のGP03300キャリバーです。自社工房で製造され、高い精度を誇ります。このムーブメントは、腕の動きからエネルギーを得る機構を利用し、ピンクゴールド製ローターを設計しています。これにより、約46時間のパワーリザーブを実現しました。
永遠のスタイル
ジラール・ペルゴにとって、ロレアートはただの時計ではなく、時代を超えて愛されるスタイルの代名詞といえます。新作モデルは、その伝統を守りながらも革新を続ける姿勢を体現しています。また、ステンレススティール製のケースにはポリッシュ仕上げとサテン仕上げが施され、気品ある光沢を放っています。
まとめ
革新と伝統が融合したジラール・ペルゴのロレアート38mmは、2025年の発売に向けて期待が高まります。高級時計の真髄を堪能できるこの逸品は、時計愛好家にとって見逃せない存在です。ジラール・ペルゴの新作は、腕時計の美しさと機能性が見事に調和した一例となるでしょう。