デフリンピックに向けた新しいコミュニケーション体験「みるカフェ」
2025年2月、東京都世田谷区にある昭和女子大学で、特別なカフェ「みるカフェ」が開催されます。このイベントは、大学生が中心となり企画と運営を行い、東京都が主催するものです。ここでは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社が開発した革新的な技術、「SOUND HUG」と「VUEVO Display」が披露されます。
「みるカフェ」の概要
この「みるカフェ」は、音声や言語を視覚化する新しい試みを実施します。デジタル技術を活用し、声が聞こえるか聞こえないかに関わらず、誰もが楽しめる体験を提供することが目的です。実施期間は2025年2月6日から2月14日まで、営業時間は11:00から17:00までです。
「SOUND HUG」の魅力
「SOUND HUG」は、抱きかかえる形の球体型デバイスで、音楽を振動と光で体験できる新しい装置です。これを使うことで、楽曲全体や特定の楽器の音を身体で感じることができます。音楽の旋律に合わせて光る仕組みも組み込まれており、視覚的にも楽しめる要素が満載です。音楽を愛する人にとって、ただ聴くだけでなく、感じる喜びを得ることができるでしょう。
「VUEVO Display」の機能
一方、「VUEVO Display」は、透明なディスプレイを使った多言語翻訳が可能な会話支援ツールです。リアルタイムで会話の字幕を表示することができるため、聴覚障害者や外国人との自然な対話が促進されます。相手の表情やジェスチャーを見ながら会話を進められるので、コミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。
この2つの革新技術が、デフリンピックの期間中にどのように活用されるか、そしてどのように人々がつながり、新しい体験を楽しむかが大きな注目を集めています。
まとめ
「みるカフェ」は、特に聴覚に障害のある方々にとって、音楽と会話が楽しめる新たなコミュニケーションの場になります。ピクシーダストテクノロジーズが提供する「SOUND HUG」と「VUEVO Display」を通じて、誰もがつながりを感じられる空間が創出されるでしょう。このイベントは、すべての人に開かれたアクセス可能な社会の実現に向けた一歩となります。
本件に関する詳細は、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の公式ウェブサイト(
Contact)をご覧ください。