近畿大学とアクアが描く未来のコインランドリーを提案

近畿大学経営学部とアクア株式会社の共同研究

近畿大学経営学部とアクア株式会社が手を組み、コインランドリーの新しい可能性に挑戦する共同研究を行っています。このプロジェクトは、近畿大学経営学科教授鞆大輔ゼミの学生たちが主導し、大型家電業界でのシェアが世界No.1を誇るアクア株式会社との連携を通じて進行中です。両者は、実際の市場ニーズを反映した「新しいコインランドリーのカタチ」を模索しています。

国際コインランドリーEXPO 2025での発表

この研究の成果は、2025年2月27日に東京ビッグサイトで開催される「第9回国際コインランドリーEXPO 2025」でお披露目される予定です。ここでは、学生たちが考案した革新的なアイデアがポスターセッション形式で発表されるため、多くの来場者たちに新たなビジョンを提供する機会となります。

研究の背景と目的

コインランドリーは、近年節税対策や地域貢献に重きを置くオーナーが増え、人気が高まっています。そのため、近畿大学経営学部では、収益性向上を図る新たなマーケティング手法やプロモーション戦略を模索しており、学生たちが実際の経営課題を解決する「モデルケース」を研究しています。
鞆ゼミの学生が生み出した具体的な提案として、「コインランドリー×ジム」や「コインランドリー×テレキューブ×ロッカー」といった斬新な組み合わせが挙げられています。

体験型コインランドリーの提案

新しい形のコインランドリーは、単なる洗濯の場を超え、地域の人々が集まる社交の場としての役割を果たすことを目指します。例えば、ジムとの併設は、運動後に衣類を洗濯する利用者にとって非常に便利であり、異なるニーズに応える新たなサービス形態を提供します。また、テレキューブとロッカーを組み合わせることで、仕事や勉強後に気軽に立ち寄れる場所としての魅力も高められるでしょう。