近藤建設の新耐震ビル
2025-10-22 13:37:00

近藤建設が手掛けるCLT耐震ビルの竣工とその意義

近藤建設が手掛ける新たなCLT耐震ビルの竣工



埼玉県ふじみ野市に本社を置く近藤建設株式会社は、ついに新しいビルを竣工しました。このビルは、CLT(Cross Laminated Timber)耐震壁と鉄骨造のハイブリッド構造を採用した、地上5階建てのテナントビルです。施工が無事に完了したのは2025年9月29日。このプロジェクトは、地域の活性化を目指し、環境にも配慮した新しい建物として注目されています。

注目の建築概要



今回のプロジェクトの概要を見てみましょう。ビルの建設地点は埼玉県さいたま市大宮区大門町で、建築面積は255.77㎡、延床面積は1,272.31㎡に及びます。建築主は有限会社ポルト企画であり、意匠設計はライフデザイン・カバヤ株式会社が担当。構造設計には㈱構造計画研究所が関与し、CLTパネルの製造と加工は銘建工業㈱が行なっています。

CLTパネル採用の背景



このビルは、先祖代々の大切な土地に建て替えるという思いからスタートしました。お施主様は「大宮駅東口に新しい風を吹かせたい」という願いを抱いていました。様々な建物のリサーチを重ねる中、木材を用いたCLT構造の可能性に気づきます。そして、近藤建設が提供するCLT構造の実物を見学し、その特徴や性能を理解することで、その採用を決定しました。このような背景から、今までにない木造のテナントビルが実現したのです。

CLT活用のメリット



新しいビルが環境に優しいだけでなく、さまざまなメリットを思想されています。以下のような点が挙げられます。

  • - 環境配慮: CLTパネルはCO2排出量削減に寄与し、持続可能な社会の実現を目指しています。木材は製造時のエネルギー量が少なく、成長する木材がCO2を吸収することで、持続可能性の高い材料です。
  • - 耐震性: CLTパネルはコンクリートと同等のせん断性能を有し、安心して使用できる耐震性を持っています。また、火事の際にも厚みがあり、ゆっくりと燃焼するため避難時間を十分に確保できます。
  • - 効率的な施工: CLTパネルは工場で完成品が製造されるため、現場での作業を削減し、施工期間の短縮を可能にします。このことは人手不足問題に対する解決策としても有効です。

KONDOグループの取り組み



近藤建設は、SDGsプロジェクトとして2023年11月に一丸となって環境問題に取り組むことを決定しました。CLT材の採用を拡大することで、環境に優しい建物づくりを推進し、地域の問題解決にも貢献していきます。高品質な建物を目指し、協力会社との明確な品質管理体制も整備されています。

まとめ



近藤建設が手掛けたこの新しいCLT耐震ビルは、地域に新たな価値を提供しつつ、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出しています。これからの建設業界において、木造建築の役割がますます重要になる中、KONDOグループは「埼玉の木造なら近藤建設」と言われる存在となり、地域の木造化を進めていくことを目指しています。


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会社情報

会社名
近藤建設株式会社
住所
埼玉県ふじみ野市上福岡1-14-7近藤建設株式会社
電話番号
049-261-1855

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