名古屋市とメディフォン社が健康経営に向けた新たなパートナーシップを締結
2023年、メディフォン株式会社(以下、メディフォン)は名古屋市との間で「なごや健康経営応援パートナーシップ」を結びました。この取り組みは、女性特有の健康課題に注目し、名古屋市内の中小企業に対し無償で提供される「ヘルスパルスサーベイ」機能を通じて、従業員の心身の健康を促進することを目的としています。
「なごや健康経営応援パートナーシップ」とは
名古屋市によるこのパートナーシップは、「健康なごやプラン21(第3次)」に基づく政策で、名古屋市内の企業と連携し、働く世代の健康維持を支援するものです。選考された企業は、名古屋市のプログラムを通じて中小企業への具体的なサポートを提供し、健康経営優良法人認定の取得を後押しします。
提供される「ヘルスパルスサーベイ」機能
今回の提案の中心は、「ヘルスパルスサーベイ」という独自の調査機能です。これは、女性従業員の健康課題を把握するために設計されており、主に以下の3つの観点から構成されています。
1.
PMSに関する課題の特定
2.
更年期症状に関連する課題の特定
3.
プレゼンティーイズムに関する課題の特定
これらの課題を可視化することで、職場環境の改善に役立つ情報を提供します。特に、女性に特有の健康問題に対して科学的な知見を基にした分析が行われ、必要な改善策の提示が可能です。
ヘルスパルスサーベイの重要性
近年、従業員のメンタルヘルスや身体的健康が大きな関心を集めています。特に女性特有の課題に対する取り組みは、企業にとっても重要なテーマとなっています。ヘルスパルスサーベイは、生活習慣病や睡眠の質、さらにはPMSや更年期による影響を調査し、従業員の健康状態をリアルタイムで把握する手段を提供します。このようにして企業は、従業員の健康問題に早期に対処し、適切なサポートを行うことができます。
クラウド健康管理システム「mediment」
メディフォンが提供する「mediment」は、企業が健康経営を効率的に推進できるクラウド型の健康管理システムです。人事労務担当者向けに開発されたこのプラットフォームでは、健康診断やストレスチェックの実施を容易にし、結果データの管理や産業医との面談調整を円滑に行います。視覚的に健康データを分析することで、より効果的な健康管理を実現します。
また、多国籍な環境へ適応するため、オンライン産業医面談の医療通訳サービスも整備され、多様なニーズに応えることが可能です。これにより、ダイバーシティ経営への貢献も果たします。
まとめ
メディフォンが名古屋市と連携し行う「なごや健康経営応援パートナーシップ」は、女性の健康を尊重し支援する取り組みであり、従業員が快適な環境で働くことを実現するための第一歩となります。今後の展開に期待が高まる中、このプロジェクトが広がりを見せることを願っています。
詳細情報は、
名古屋健康経営支援プロジェクトの公式サイトや
メディフォンのウェブサイトを訪れてご覧ください。