松岡ようじが魅せる、心地よい暮らしのための硝子のうつわ展

松岡ようじが提案する、心地よい暮らしのための硝子のうつわ展

東京都中央区銀座の「厨子屋銀座本店」で、2025年3月8日から4月21日までの間、ガラス工芸作家・松岡ようじ氏の個展「硝子のうつわ松岡ようじ展」が開催されます。この展示会は、日常生活で使える美しいガラス製品を通じて、心地よい暮らしの提案を目的としています。

松岡ようじ氏のプロフィール

松岡氏は1967年に広島県で生まれ、1990年に多摩美術大学を卒業しました。その後、山梨県南都留郡足和田村に工房を立ち上げ、静岡県、そして現在は神奈川県大和市に移転して作品作りを続けています。彼の作品は、生活に使うための食器や花入れなど多岐にわたります。

展示される作品の種類

「硝子のうつわ松岡ようじ展」では、食器をはじめとする35品目180点が展示されます。透明感が感じられる一つひとつの作品は、素材の美しさをそのまま表現し、まるでアンティークが持つ独特の風合いを引き出したものです。

特に、松岡氏の作品は吹きガラス技法で製作され、色彩を控えめにして素材自体が持つ色合いを大切にしたスタイルが特徴です。ガラスの持つ独特な輝きは、生活に彩りを与えてくれるでしょう。

展覧会の開催に至った経緯

「厨子屋銀座本店」は、2002年から自分らしい祈りのスタイルを見つけるための場所として、様々な工芸家やデザイナーと共に活動を行っています。松岡氏との出会いは、彼が手がける丸みのある優しい形状の作品が多くのお客様に愛されるきっかけとなりました。顧客からは、彼の花入れがまるで水の塊のように見えるという感想が寄せられ、ガラスが水の美しさを引き立てているとの評価もあります。