「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」開催決定と20周年を祝うセレモニー

新たな時代の幕開け「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」

2025年9月1日から6日までの間、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」の開催が決まり、これを祝う20周年記念セレモニーが8月29日に天王洲WHAT CAFÉで行われました。この特別なイベントには、数々のデザイナーやファッション・ウィークに関与した関係者が集まり、記念すべき瞬間を共有しました。

式典の始まりと下地毅のメッセージ

式典の冒頭では、日本ファッション・ウィーク推進機構（JFWO）の理事長であり、自身も経営者である代表取締役社長の下地毅がスピーチを行いました。彼はファッションの未来についての熱い思いを語り、過去20年間の活動に感謝の意を示しました。

「震災やコロナ大流行などの困難を乗り越え、たくさんのパートナーとともに歩んできたことに感謝します。これからの20年も、東京ならではのファッションシーンを発展させていくため努力し続けます」と決意を固めました。

スペシャルアンバサダー宮沢氷魚が祝辞

続いて、Japan Fashion Week 20thスペシャルアンバサダーに就任した俳優の宮沢氷魚が登場し、参加者たちと乾杯を行いました。また、デザイナー歴70年のコシノヒロコも祝辞を述べ、「東京は今や世界のファッション都市である」とその実感を語りました。

記念すべきドレスコードと映像の上映

この日のドレスコードは「カワイイ」、「テーラード」、「デニム」、「ドレス」、「ミリタリー＆ワーク」などの要素が盛り込まれ、多くの参加者がそれぞれのスタイルで会場を彩りました。さらに、ファッション通信が制作した、JFWの20年を振り返る映像も上映され、参加者は日本のファッションが辿ってきた道筋を共に感じる貴重な体験をしました。

2026年グランプリと特別賞の授賞式

また、授賞式ではブランドサポートプログラム「JFW NEXT BRAND AWARD 2026」のグランプリを受賞した『mukcyen』（ムッシャン）のデザイナー木村由佳が登場し、晴れやかな表情で受賞の喜びを語りました。同じく特別賞を受賞した『Jun.y』（ジュンワイ）の山本淳も惜しまれつつも祝福を受けました。『mukcyen』は今回のファッションウィークで初のランウェイショーを行う予定です。

新たな20年へ向けた展望

日本ファッション・ウィーク推進機構（JFWO）は、「世界の継ぎ目となれ– JFW 20 + 20 -」というテーマのもと、さらなる成長に向けた新しい20年のスタートを切ります。さまざまなデザイナーやブランドとともに、東京のファッションシーンの魅力を引き続き発信していく意欲に満ちています。これからのイベントが楽しみです。