Creaformが示す新たなサービスの未来
2025年11月18日、Creaformが画期的な施策を発表しました。ポータブルおよび自動3D測定のリーダーであるCreaformが、米国ペンシルベニア州エクストンとメキシコのヌエボ・レオン州モンテレイに新たにISO 17025認証校正センターを開設することを決定。これにより、現地のCreaformユーザーが、機器輸送に伴う遅延やダウンタイムを減少させながら、より便利に高品質な校正サービスを受けることが可能になります。
この新しいサービスセンターは、Creaformが手掛けるHandySCAN 3Dの各シリーズ、具体的にはEVOシリーズ、BLACKシリーズ、MAXシリーズのISO 17025認証対応の校正サービスを引き受ける役割を果たします。この科目に関して、顧客はそれぞれ自社の品質管理システムに沿った校正証明書を取得することができ、国際物流の面倒を回避することができます。
顧客の期待に応える取り組み
Creaformの副社長でオペレーションズとカスタマーサービスを担当するデイヴィッド・ガニエ氏は、「この新たなサービス開始は、顧客がISO認証の校正をより利用しやすくするための大きな進歩です」と語ります。現地に根ざした高品質のサポートを提供し、顧客体験を一層向上させるための努力を強化する姿勢が伺えます。
新たなサービスセンターは、Creaformの広範な戦略の一部であり、機器の信頼性と保守サービスを強化するための拡張です。Creaformは現在、世界中に17ヶ所のサービスセンターと4ヶ所の高度な修理センターを抱え、ユーザーに可能な限り最高のサービスを届けるために努力を重ねています。
サービスの拡張計画
今後の計画として、2025年末には米国とメキシコにおいてHandySCAN 3D EVOシリーズ、BLACKシリーズ、およびMAXシリーズのISO 17025認証校正サービスが開始される予定です。さらに、2026年初めには、これらのサービスが世界中のほぼ全てのサービスセンターで展開され、その後、同年の中頃には、MetraSCAN 3DおよびHandyPROBEの校正サービスへも対象を広げていく計画です。そして、2026年秋には、R-Series(ロボット搭載型)のユーザーに向けて、現場での校正サービスを提供する予定です。
Performance Check Kitでさらなる利便性を
加えて、CreaformはPerformance Check Kit(パフォーマンスチェックキット)の新たな導入を発表しました。これはユーザーが現場でシステムの信頼性を直接確認できるよう設計されたキットで、Creaform.OSソフトウェアプラットフォームとシームレスに統合されています。このキットを使用することで、ユーザーは機器をサービスセンターに返送することなく、システムのチェックを行い、報告書も自動で生成できます。
このようにCreaformは、ユーザーのニーズに応じた校正サービスや健全性リモートチェックなど、カスタマーケアプランを新たに刷新し、今後ますます利用価値を高めていくことでしょう。新たなサービス対応やキットの詳細については、Creaformにお問い合わせください。
Creaformとは
Creaformは、20年以上にわたり、寸法検査の未来を切り拓いてきた企業です。自動車や航空宇宙、製造業など幅広い産業に向けて、最先端の3D測定ソリューションを提供しています。カナダ・ケベック州レヴィを本社とし、世界26ヶ所に事務所を構え、100社以上の販売パートナーを通じて事業を展開。顧客の求める革新を形にするため、次世代の技術とサービスに力を入れているCreaformはまさに業界のリーダーです。