2024年2月22日、東京都千代田区の紀尾井フォーラムにて、興味深い講演会「今、世界の自動車メーカーで起こっていること」が開催されます。この講演は、株式会社新社会システム総合研究所の主催によるもので、13:00から15:00までの間に行われます。講師は、Undertones Consultingの代表取締役社長である前田謙一郎氏です。彼は、テスラやポルシェをはじめとする外資系自動車メーカーでの豊富な経験を持ち、自動車業界の未来について洞察を深めます。
現在、自動車業界は100年に一度といわれる大きな変革を迎えています。電気自動車や自動運転技術、AIの進化がその要因です。テスラの躍進や中国のEVメーカーの台頭など、業界構造が劇的に変化してきました。そのため、業界のニュースは日々私たちの目に触れ、関心を集めています。脱炭素やESG投資の推進に伴い、電動化はもはや避けて通れない課題となっているのです。
講演では、前田氏が自身の20年以上にわたる自動車業界での経験をもとに、テスラやポルシェなどの企業がどのように新しい技術を取り入れ、業界が変化しているのかを解説します。特に、以下のトピックについて具体的に触れます。
1.
イントロダクション
経歴紹介。テック企業と自動車メーカーの両方での経験を元に、業界の動向を考えます。
2.
アメリカにおけるメーカー動向
自動車の枠を超えて成長するテスラや、他のEVメーカー、従来の自動車メーカーの追従に焦点を当てます。
3.
ヨーロッパの自動車メーカー
ポルシェやフォルクスワーゲンのEV戦略、ルノーの新たなEV会社設立など、ヨーロッパの動向を紹介します。
4.
中国EVメーカーの躍進
BYDやNIOを中心に、中国の自動車市場の動向とその特徴を探索します。
5.
今まさに起きている自動車業界のパラダイムシフト
充電規格やユーザーインターフェース、AI技術の進展について考察します。
6.
日本自動車産業への期待
日本の自動車業界がこの変革期にどのように対応し、成長していくのかについて議論します。
7.
質疑応答
この講演は参加者が他の参加者と名刺を交換する時間も設けられ、業界内でのネットワーキングの機会にもなります。講演会では参加者からの質問にも応じるため、活発な意見交換が期待されます。
前田謙一郎氏は、上智大学経済学部を卒業後、オランダとベルギーでのインターンシップを経て、外資系の自動車メーカーにてキャリアを積みました。2016年からはテスラでのシニア・マーケティングマネージャーとして活躍し、2020年にはポルシェ・ジャパンのマーケティング部門で執行役員を務めました。その後、2023年にUndertones Consultingを設立し、自動車業界のマーケティングや電動化における知見を生かして、日本の自動車業界の未来に貢献しています。
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