セレッソ大阪とヤンマーの連携、持続可能な社会への新たな一歩

セレッソ大阪とヤンマーホールディングスの新たな関係

大阪のサッカークラブ、セレッソ大阪が持続可能な社会の実現に向けて、ヤンマーホールディングス株式会社とサステナビリティパートナーの契約を結びました。これは、セレッソ大阪が新たに設定した「サステナビリティパートナー」にオフィシャルに就任するもので、4月2日のホーム戦においてもアナウンスされる予定です。

ヤンマーグループは、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を掲げて排出ガスゼロの環境を目指し、これまでにセレッソ大阪と連携した「CO2ゼロチャレンジ」などのプロジェクトを通じて環境への取り組みを進めてきました。特に、セレッソ大阪は2024年8月より新たにサステナビリティグループを設立し、サッカーを通じた企業連携による持続可能な活動を加速させる計画です。

この取り組みはクラブの理念、すなわち「未来の子どもたちにもサッカーができる社会・環境を残したい」という想いに基づいて進められています。安定した未来を築くためには、地域への貢献が不可欠であり、今後はヤンマー主催のイベントを通じて啓蒙活動を展開し、地域全体にサステナビリティの重要性を広めることを目指しています。

サステナビリティパートナーの具体的な取り組み

この新たなタイアップは、具体的には以下のような活動を含む予定です。

- ヤンマーの主催イベントを通じた教育・啓蒙活動
- ヨドコウ桜スタジアム及びヤンマースタジアム長居でのサステナビリティ事業の実施
- 地域社会に対する積極的な貢献

ヤンマーホールディングスの取締役である白藤万理子氏は、今回の契約締結について「セレッソ大阪との協力を通じて、地域社会のためにサッカーを通じたサステナビリティ活動を推進したい」と語っています。このような協力により、さらに豊かな未来を築いていく考えです。

一方、セレッソ大阪の代表取締役社長である森島寛晃氏も、ヤンマーホールディングスとの関係を深めることに喜びを表し、持続可能な社会のために双方で力を合わせて活動していく決意を述べています。未来を担う子どもたちのために、サッカーを楽しめる環境を残すために、両社は力を合わせて活動を進めていくことを確約しています。